内容説明
親密になることとは、むさぼりつくす人間関係でも、吸い尽くされる人間関係でもありません。自分の感情や欲求に正直になるには、どうしたらよいでしょうか？本書は、偽りの人間関係を演じることからの回復をめざす。
目次
第１章 性的嗜癖
第２章 ロマンス嗜癖
第３章 人間関係嗜癖
第４章 親密さからの逃走
第５章 嗜癖的人間関係
第６章 親密さと健全な人間関係
第７章 回復
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ushikubou
1
原題は"Escape from Intimacy"、親密からの逃走。嗜癖的な人間関係とは、いわゆる「ふつう」の人間関係であり、ドラマ、マンガ、小説、ポピュラー音楽で表現されている。お互いに依存しあい求めながら、本当の親密さを避ける関係を指す。このような人達は自分に対する評価、自尊心が低く、相手が本当の自分を知ったら嫌われるに違いないと思い込んでいる。この状態から回復するには、きちんとしたステップを踏み、時間をかけることが必要になるだろう。2017/11/29
