内容説明
ハーバード大学教授、精神科医アーサー・クラインマンが語る本当に大切なものとは何か。
目次
第1章 はじめに
第2章 ウィンスロップ・コーエン―第二次世界大戦を兵士として生きた、アメリカ人男性の物語
第3章 アイディ・ボスク・レマルク―内戦のアフリカで闘った、ひとりの民間人女性の物語
第4章 厳忠樹―文化大革命からいまを生き抜き、成功した中国人男性の物語
第5章 チャールズ・ケントワース・ジェイミソン―性的空想から慢性頭痛に苦しんだ、ある牧師の物語
第6章 サリー・ウィリアムス―麻薬中毒とエイズを克服した、ある女性の物語
第7章 ビル・バート/シンシャ・アドラー―わたし自身の物語
第8章 W・H・R・リバーズ―ひとりの人類学者、精神科医の道徳的・人間的体験の物語
第9章 おわりに
付録
著者等紹介
クラインマン,アーサー[クラインマン,アーサー][Kleinman,Arthur]
1941年ニューヨーク市生まれ。ハーバード大学教授(the Esther and Sidney Rabb Professor)。同大学医学部社会医学科の医療人類学・精神医学教授。精神科医。ボアズ賞(アメリカ人類学会が授与する最高の賞)受賞。アメリカ精神医学会名誉会員。アメリカ芸術科学アカデミー会員
皆藤章[カイトウアキラ]
1957年福井県生まれ。1986年京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。現在、京都大学大学院教育学研究科教授、文学博士、臨床心理士
高橋洋[タカハシヒロシ]
1960年生まれ。1983年同志社大学文学部文化学科(哲学・倫理学専攻)卒業。現在、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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