目次
第1部 理論編(テキストカウンセリングとは;治療的な文章表現の工夫;テキストカウンセリングの基本プロセス)
第2部 事例編(パワハラと見なされた悔しさ―60代男性、会社員;仕事も人間関係もうまくいかない―30代女性、パート社員;我が子を愛したい―30代女性、専業主婦;就職活動に始まる負の連鎖―20代男性、大学4年生;自分の気持ちが分からないことへの戸惑い―10代男性、大学生;家に縛られた人生―20代男性、会社員)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
銀雪
4
友人が著者の1人、ということで読む。3年前に、職業訓練校の「キャリアカウンセリング養成講座」に通っていたときの、傾聴やロープレを思い出した部分も。クライアントへの返信として「配偶者の方」と書いているものもあれば「ご主人」と書いているものもあり、あえて表記揺れをさせているんだろうことを感じた。児童相談所の189ダイヤルは、通告だけでなく相談窓口にもなっているというのは初めて知った。「文体について」のコラムのやり取りの例には思わず笑ってしまった。2024/01/04
ピラミッド
1
面白かった。普通の会話であってもテキストメッセージだけでのコミュニケーションというのは難しいのに、ましてやカウンセリングともなればどれだけ大変か。相手の表情も声のトーンも間の取り方も取り除かれた言語情報だけで、脆く壊れやすいクライアントの抱える問題を掬い取り解決策を探っていく様子が真に迫っている。書籍として読むのになかなか向いている題材だと思った。類似したものも読みたい。2025/06/19
言いたい放題
1
秀才な言葉選び。2024/03/24
ジョルジオ鈴木
1
★ ちょっと間違って買っちゃった2023/10/20