感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鳩羽
3
発達検査をするにあたって、何のために検査するのか、その子どものためになるとはどういうことかなどの、検査者の心構えから、小さなテクニックなどについて書かれた本。保護者向けの本ではないが、どういう検査があって、それは何を確認しようとしているのかが垣間見えて、検査者の葛藤?のような気持ちを窺い知ることができ興味深かった。時間がかかり、予約しても半年先になるというのも納得。スマホのフリック入力に慣れて、子どもの指差し方に変化がでてきたというのが興味深かった。2023/10/08
luckyair
1
検査者としての心構えが書いてある。ただ、マニュアル通りにやればいいというわけでもなく、マニュアルを外れてやっていいというわけでもない。目の前にいる子どもは1人として同じ人間はおらず、状況も様々である。発達検査のニーズが高まっている世の中だからこそ、検査者の態度や言い方が検査を受ける子どもにどのような影響を与えるのかを考えるきっかけとすることが必要。同時に、結果や数値で子どもを断定することが目的ではないということも十分心に留めておくべきであると感じた。★★★2023/11/11
diet8
1
検査者のための心得の本● Wiscの符号や記号探しの課題では5-7才と8-16とでは異なる●wiscの語音整列で数字とひらがな出る●K式発達検査は課題の順序が検査者によって決められ、検査者の力量に作用される2022/12/08