目次
第1部 心の真髄(序論;新しい心の創造;愛、ストローク経済の法則と「批判的な親(CP)」
愛と力)
第2部 ストロークを中心とした理論(ゲームと脚本;感情の世界へようこそ;ストロークを中心とした交流分析;心を中心とする力の7つの源―さらなる洗練)
第3部 愛と情報―実践編(契約;「許可」「保護」「治療力」と「批判的な親(CP)」
「批判的な親(CP)」を追放する
感情表現能力の実践トレーニング―交流分析を感情に応用する
情報化時代の交流分析
要約としての補稿―セラピストのみなさんへ
21世紀における交流分析)
著者等紹介
スタイナー,クロード[スタイナー,クロード] [Steiner,Claude]
PhD.TM。1935年、クリスチャンの父、ユダヤ系の母の両親の長男としてフランスで生まれた。ナチズムの台頭にともない、スペイン、メキシコに移住。その後米国に渡り、自動車整備士として働きながら、大学で物理学を学ぶ。後、大学院では実験心理学・幼児発達心理学などを専攻。22歳の時、交流分析の創始者エリック・バーンと出会い、彼の同僚、同志、友人として、ITAA(国際交流分析協会)の創立メンバーとなり、以後交流分析の発達、発展に比類なき貢献をした。「人生脚本」(1971)、「ストローク経済の法則」(1980)に関する業績により2度にわたってエリック・バーン記念賞を受賞している。社会に開かれた交流分析を目指してベトナム反戦運動に従事、また同じ思いからラジカル精神医学の理論と実践を開発した。さらに、人間の自由な精神を抑制する根源的な存在としての「批判的親」からの解放を説き、「感情表現能力」という概念を生み出し、感情を自由に表現することを目指す個人とグループによる講習とセラピーに力を注いだ。2017年1月、82歳で逝去
白井幸子[シライサチコ]
1963年青山学院大学文学部英米文学科卒業後、フルブライト交換留学生として渡米。1965年アンドヴァー・ニュートン神学校卒業(M.R.A.)、1970年エール大学神学部卒業(M.Div.)。その後、1年間ヴァージニア州立大学病院でチャップレン(病院付き牧師)の研修を終え、1971年帰国。「東京いのちの電話」、「国立療養所多磨全生園」「東京医科大学病院」などの勤務を経て、1999年4月よりルーテル学院大学臨床心理学科教授。2014年4月より同大学大学院名誉教授。臨床心理士
楯エリナ[タテエリナ]
1982年アルベルト・アインシュタインギムナジウム卒業。有限会社スーパーチャイルドライスポーツ・ジャパン代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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