精神分析技法の基礎―ラカン派臨床の実際

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  • サイズ A5判/ページ数 394p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784414414509
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C3011

内容説明

精神分析とはどのような技法で具体的に何をするのか。アメリカを代表するラカン派の精神分析家が、現在流行する他の精神分析の諸理論・技法との批判的対比を通して、明晰に描き出した好著。

目次

第1章 聴くlisteningと聞くhearing
第2章 質問をする
第3章 句読点を打つ
第4章 区切りを入れる(可変時間セッション)
第5章 解釈する
第6章 夢、白昼夢、幻想による作業
第7章 転移と逆転移の扱い
第8章 「電話分析」(精神分析状況のヴァリエーション)
第9章 正常化を行わない分析
第10章 精神病を治療する

著者等紹介

フィンク,ブルース[フィンク,ブルース][Fink,Bruce]
アメリカのデュケーヌ大学心理学教授、ラカン派の精神分析家。パリ第八大学で精神分析の博士号を取得。ラカンが死の直前に立ち上げた『フロイトの大義』学派で七年間の研鑽をつみ、現在そのメンバーである。ピッツバーグ精神分析協会にも所属し、多くの分析家の養成に携わっている

椿田貴史[ツバキタタカシ]
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。臨床心理士。専門は臨床心理学。現在、名古屋商科大学コミュニケーション学部教授

中西之信[ナカニシユキノブ]
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。言語聴覚士。専門は失語症言語臨床・「言語と人間」論・精神分析学

信友建志[ノブトモケンジ]
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。専門は思想史・精神分析。現在、龍谷大学、京都大学で非常勤講師

上尾真道[ウエオマサミチ]
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。専門は精神分析・精神医療史・思想史。現在、学術振興会特別研究員(PD)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

17
心理学や自己と社会との関連性についての授業を取っていたので復習とテストへの資料として読みました。ロジャーズによる共感を重要視するクライエント療法の批判から始まり、言語の明確化やどもりや話さないことによって隠されていることに焦点を当てて症状を明らかにしていくというプロセスから展開される精神分析学論。ただし、フロイトの理論を踏襲した上で考え出されたラカン派の考えなので結構、どぎつい症例も載っています。2013/01/22

かがみ

0
ラカン派精神分析の臨床技法を扱ったもの。「臨床」っていうのはつまるところ、人と人の関係する場を言うのであって、精神分析やカウンセリングの場にとどまらず、日常的なコミュニケーションはもちろん、映像や文芸などの作品に触れることも広い意味では「臨床」。要するに誰もが日々是「臨床」であり、そういう意味では本書は極めて実用的なラカン本とも言える。2017/04/16

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