ひとりでできるアレクサンダー・テクニーク―心身の不必要な緊張をやめるために

チャンス，ジェレミー【著】〈Ｃｈａｎｃｅ，Ｊｅｒｅｍｙ〉/片桐 ユズル【訳】

誠信書房（2006/05発売）

• サイズ A5判／ページ数 237p／高さ 21cm
• 商品コード 9784414414202
• NDC分類 498.3
• Cコード C1011

目次

１　概観
２　アレクサンダーの物語
３　動きの生理学
４　アレクサンダー・レッスン
５　教えの系譜
６　ひとりでできるアレクサンダー
７　動きの解剖学

著者等紹介

チャンス，ジェレミー［チャンス，ジェレミー］［Ｃｈａｎｃｅ，Ｊｅｒｅｍｙ］
１９５５‐。１９７９年にロンドンでアレクサンダー教師の資格をとって以来、教師として多様な経歴をもちました。出身地オーストラリアでは二つの教師養成学校をはじめ、ＡＵＳＴＡＴ（オーストラリア・アレクサンダー教師協会）の設立にも努力しました。俳優でもあったジェレミーは、イギリスやオーストラリアの公演芸術関係者とのかかわりも多く、ＮＩＤＡ、ＶＣＡ、Ｅ１５やコンサーバトリウム・オブ・ミュージックなどで教えました。またヨーロッパ、アメリカ、アジアを広くまわって、アレクサンダー教師、訓練生、一般向けのワークショップをしてきました。一方で、１５年間にわたり雑誌『ディレクション』を編集発行し、アレクサンダー・ワークの国際的交流と深化に貢献してきました。１９９９年以来日本に定住し、ＡＴＡ（アレクサンダー・テクニーク・アソシエイツ）で教師養成と一般向けのワークショップをつづけています。２００４年からは、イギリスＵＫＡＴＡでもワークショップをはじめています

片桐ユズル［カタギリユズル］
１９３１年東京都に生まれる。１９５５年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。京都精華大学名誉教授、ＡＴＩアレクサンダー・テクニーク・インターナショナル公認教師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[りえこ]

アレクサンダーテクニークに興味があり、読みました。ひとりでは難しいけど、入り口として少しはわかりました。

2016/02/25

[りえこ]

読んだことをあまり覚えていなくて再読。ひとりでやるのは難しいと思いました。

2021/06/14

[デビっちん]

本書は、包括的にアレクサンダー・テクニークを位置づけし、テクニークの過程に対して解剖学・生理学的な基礎をあたえ、独りでも時間をかければ、レッスンできることを記載。アレクサンダー・ワークは、心身の不必要な緊張に気づき、不必要な活動を妨げながら同時に自分自身を回復へ向けて方向づけるという、不思議な組み合わせ。まず自分のからだのいうことを聞き、感じ、観察することが、からだに緊張を緩めるようなメッセージを送るよりも何よりも前にすること。行動パターンの変化は、動きのパターンを観察することによってしか起こらない。

2014/12/25

[ちょこもぐら]

自分自身の在り方としても、セラピストとしての関わり方としても非常に参考になった。セラピストととしては、やるべきことを教えるのではなく、やってはいけないこと以外は教えられない。ということ。他のアレクサンダーテクニーク関係の本も読んでいきたい

2014/07/21

[Choloepus]

半分はレッスンをうけることが前提の内容であり、「ひとりでできる」といふ看板はややいつはりあり。ついでに譯文にも疑問あり

2009/12/23