セラピストとクライエント―フロイト、ロジャーズ、ギル、コフートの統合

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784414404159
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

内容説明

セラピストはクライエントとどのように関わってゆけばよいのだろうか?うまくゆくセラピーの秘訣として、どのような関係をクライエントと築けばよいのか?セラピーの最も重要な側面である、セラピストとクライエントの関係。著者はこの微妙で難しい問題を、今日の心理臨床に偉大な足跡を残した、フロイト、ロジャーズ、ギル、コフートの考えを分かりやすく概観し、一見、相互矛盾するような精神分析とヒューマニスティックな心理学とのあいだに橋渡しを試みることで、セラピーにおける新たな関係性を指し示す。

目次

1 なぜセラピストとクライエントの関係について学ぶのか
2 転移の発見―ジグムント・フロイト
3 ヒューマニストの影響―カール・ロジャーズ
4 再体験療法―マートン・ギル
5 精神分析学とヒューマニズムの出会い―ハインツ・コフート
6 逆転移
7 セラピストのジレンマ
8 新しい関係

著者等紹介

カーン,マイケル[Kahn,Michael]
ハーバード大学から臨床心理の博士号を受ける。ここ30年の間は、心理臨床家そして大学教授として活動してきた。サンタ・クルーズのカリフォルニア大学名誉教授であり、現在も個人開業をしながら、サンフランシスコのカリフォルニア総合研究施設のカウンセリングセンター所長として、後進の指導にあたっている。また、著書に『ザ・タオ・オブ・カンバセーション』(1995)がある
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感想・レビュー

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日高サン

1
セラピストはクライエントとの関係をどう扱っていくのか。対立しがちなフロイトとユングの理論から出発し、ギルの再体験療法で両者が綜合され、コフートの自己心理学によって洗練されていく流れが読み取れた。関係療法の、クライエントに対する謙虚な姿勢が気に入った。2015/07/12

タケシ

0
いい!自分だけが客観的に物事を見ているという確信は捨てた方がいい。2016/01/21

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