出版社内容情報
◇ 解 説 ◇
好評のロングセラー『心理臨床家の手引』に最新の情報を盛り込んで全面的に改訂した新版。倫理基準、心理臨床の実際、関連機関との連携の仕方、心理臨床に関連する法規など、心理臨床家として必要な基礎知識を１冊にまとめた。初心者から専門家まですべての臨床家必携の書。
◇ 目 次 ◇
１ 臨床心理士の現況とアイデンティティ
２ 心理臨床家の倫理
３ 心理アセスメント
４ 心理学的処遇
５ いろいろな援助施設における心理臨床
児童施設／教育センター／児童相談所／総合病院／精神病院／家庭裁判所／学校
６ 心理臨床家と精神医学的知識
７ 心理面接者に尋ねられる質問にどう答えるか
付録 補１ 相談機関 ／ 補２ 心理臨床活動に関する関係法規
◇ 編 著 者 ◇
たたらみきはちろう｜京都文教大学教授
なじまじゅんじ｜山口大学教育学部教授
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水野
0
とても役に立つ。この手の本はどういうシチュエーションで使えばいいのかよくわからない全般的な内容をつらつら書いてることも多いのだけど、これは幅広い事態に対して細やかで具体的な記述があり分かりやすい。FAQまでついてる親切設計。様々な領域の仕事で気をつけるべきことに触れているので、お仕事紹介としても秀逸。院生の実習前、院卒すぐ、臨床心理士の事例問題・論述・面接対策にも。必要な法律の類（少年法、臨床心理士の倫理綱領など）が資料として添付されているので、それも役に立ちそうな。2012/10/02
