心理臨床家の手引 (第3版)

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  • サイズ A5判/ページ数 347p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784414400595
  • NDC分類 146.3
  • Cコード C3011

内容説明

本書は、心理臨床家としてのアイデンティティの確立、倫理基準、心理アセスメントにおける留意点、心理療法の基本的ルールやプロセス、いろいろな援助・相談・治療機関における心理臨床の実際、社会資源の活用の仕方、さらには心理臨床に関連する法規など、心理臨床家として学んでおくべき基礎のすべてをあますことなく解説している。初心者の手引として、中堅の心理臨床家の知識のまとめや見直しとして、さらには指導者のガイドとしても役に立つ、すべての心理臨床家必携の書である。

目次

第1章 心理臨床家の現況とアイデンティティ
第2章 心理臨床家の倫理
第3章 心理アセスメント
第4章 心理学的処遇
第5章 いろいろな援助施設における心理臨床
第6章 心理臨床家と精神医学的知識
第7章 心理面接者に尋ねられる質問にどう答えるか
第8章 社会資源の活用
補章 心理臨床活動に関する関係法規の概説

著者等紹介

鑪幹八郎[タタラミキハチロウ]
1934年熊本県に生まれる。1961年京都大学大学院博士課程修了(臨床心理学専攻)。現在、京都文教大学学長。教育学博士、臨床心理士

名島潤慈[ナジマジュンジ]
1948年広島県に生まれる。1974年広島大学大学院修士課程修了(臨床心理学専攻)。現在、山口大学教育学部・大学院教育学研究科教授。博士(心理学)、臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なみこ

2
実は長らく本棚に飾ってあった本。ここ数年悩んでいたことや、一つ一つ積み重ねてきたことがまとめて書いてあった!その意味ではこのタイミングで確認的に読めたのは幸運だった。学生時代に読んでいたら、頭でっかちな理解で満足して終わっていただろうから。様々な職場で様々な同業者と出会うことで不安や焦りを感じることが多かっただけに、基本に立ち返ったお作法や理解を確認できる本はありがたい。2015/02/11

Fugusuke

1
試験を受けるまでに5回は読みました。試験会場にもお守りのように持っていきました。今では付箋だらけで、ボロボロです。発達段階における課題から、心理臨床家の他職種との連携、答えにくい質問への回答例などなど、目から鱗な一冊でした。ただ、2、3行読むだけで、ものすご~く眠くなります。最近ではこの本を見かけるだけでウトウトしちゃいます。2014/01/18

なっしー

1
手引というだけあって初心者でも非常にわかりやすく書かれており、どの章も役に立つことばかりである。特に、第7章は今後直面する問題でもある。この本に書かれていることだけでなく、自分の経験と照らし合わせて回答していくことが必要だと思われる。個人的には、第8章の社会資源の活用が大変参考になった。何回も読み直して把握していきたいところである。2012/10/21

餃子

0
読みやすかった。これから現場で実践していくと、より内容が理解できて役立つんだろうなと思った。2016/04/24

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