内容説明
本書は、対人コミュニケーションとコミュニケーションによって生じる態度変容に関する研究が集められている。対人間のコミュニケーションは、個々人を送り手、受け手とするコミュニケーションのやりとり、対人間の相互作用である。
目次
第1章 自己概念と自己呈示(鏡に写った自己;囚人の役割行動と看守の役割行動;人と比べて自分自身を知る;自己呈示の個人差と自己監視尺度;面目はどのようにして保たれるか ほか)
第2章 社会的交換と相互作用(うなずきは会話の促進剤;2種類の対人的な出会いと対人関係についての研究;座席の選び方は対人関係を示す;労働生産性と賃金の不公平に関する認知的不協和との関係 ほか)
第3章 ノンバーバール・コミュニケーション(顔の情緒表出における文化間の普遍性;視線行動,距離そして親和性;座席の位置と親和傾向;個人空間と感情反応;人間関係と身体接触性 ほか)
第4章 社会的態度と態度変容(“食べながら情報受容行動”の効果;相手の反応で態度が決まる;態度変容の予測のための適合性原理;態度変容における自我関与の役割;関与度とドグマティズムが態度変容に及ぼす効果;対人知覚における誤った関連づけ ほか)
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