内容説明
本書は21の短く、実用的な章からなっています。それぞれの章では、人があなたに賛成する可能性を高める方法を、簡単にまとめています。これらの普遍的な法則は、気まずくなった人間関係の修復、昇給の交渉、優柔不断な友人を説得して行動させること、ソーシャルネットワークとパーソナルブランドを確立すること、などなど、さまざまな課題に適用できます。影響力の第一人者たちによる知恵と実践的な洞察に満ちたこのポケットブックは、あなたの世界を押し広げるための、必携の手引きです。
目次
与える
交換する
プレゼントを贈る
協力する
一呼吸置く
譲歩する
知ってもらう
認める
頼む
会話する
人間味を添える
好かれる
褒める
ラベリングする
理由をつける
コミットする
実行する
比べる
倣う
失う
終わらせる
著者等紹介
安藤清志[アンドウキヨシ]
1950年東京都に生まれる。1979年東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。東京女子大学文理学部教授を経て、東洋大学社会学部社会心理学科教授(専門は社会心理学)
曽根寛樹[ソネヒロキ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かめぴ
11
著者が全員、説得の科学者なので科学的根拠の裏付けがされている、そうで納得できるし読みやすい。いい事、インパクトを残したい事は最後に。採用面接も最後がいい。損失は利益よりも大きい。など…頭の片隅に置いてあると良いかも。2020/10/06
taku
2
人にイエスと言わせる21の技が簡単に紹介されている。とは言え、科学的な裏付けもされており、さわりだけ知りたいという人やとりあえずどんなものかを知りたい人にはオススメ。人は想像以上に助けたり、人から話しかけられるのを待っていたりする話に勇気をもらった。また、ラベリングをすることで人を動かしやすくするということも理論として理解できた。2022/02/17
泰策
2
内容もさながら文章も素晴らしい。章の末にあるセンテンスが絶妙。 科学的なエビデンスがwebで公開されているのがすごく良い。他の本もそうするべき。2020/06/26
akiapa2
1
YESを引き出すには与えることから始め、勇気を出して頼み、譲歩を狙う。自身が説得したいと思っている人に与えられることがないか考える。断られることを恐れて最初の要請ラインを下げる誘惑に負けない。頼み事を聞いてもらう成功率は往々にして過小評価されている。要請には理由をつける、理由の中身以上に理由があることが重要。幅のある数量目標を設定した方が長期間コミットメントを引き出すことができる。説得の際は獲得できる機会だけでなく、損失回避のバイアスを活用する。2024/04/21
fujimoon
1
とても有名ベストセラー「影響力の武器」を凝縮したポケットブック。 ページ数も少なく簡潔にまとまっているが、書かれている内容は科学的根拠に裏付けされているので本質的。意識せずに日常で経験しているものもあり、改めて認識し直すこともあった。 この本に限らず、知識を得るだけでなく、実践しないと意味がないが、21個の項目がとても実用的なのでやりやすいところから実践していく。2021/08/15
-
- 和書
- アショーカ王 サーラ叢書