目次
第1章 非言語コミュニケーションの特質と領域
第2章 どのようにして知るのか
第3章 非言語コミュニケーションの構成要素とパターン
第4章 基本的決定因
第5章 情報の提供
第6章 相互作用の調整
第7章 親密性の表現
第8章 対人影響力
第9章 印象操作
第10章 システムズ・アプローチ
著者等紹介
パターソン,マイルズ・L.[パターソン,マイルズL.] [Patterson,Miles L.]
ミズーリ大学セントルイス校の心理学部教授(2012年秋からは功労教授)。米国心理学会(APA)、心理科学学会(APS)、実験社会心理学会(SESP)の評議員。非言語コミュニケーションの世界的権威。著者の研究は、米国国立精神保健研究所による研究費補助を受けて長年にわたり実施されてきた。Journal of Nonverbal Behaviorの編集長を1986~1992年まで務め、さらに数冊の研究誌の編集委員を務めてきた
大坊郁夫[ダイボウイクオ]
1947年北海道に生まれる。1973年北海道大学大学院文学研究科博士課程退学。北星学園大学教授、大阪大学大学院人間科学研究科教授を経て、東京未来大学学長、同大学モチベーション行動科学部教授、大阪大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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サンセット
1
面白いけど内容が込み入っててまとめ辛い.手話は文法が重要な点で言語と言えるが,非言語コミュニケーションは言語と言えない.非言語の情報は状況によって意味が異なり,常に嘘や真意を見抜けるとは限らない.人は非言語の情報から自動的に相手を判断してしまうが,それは効率的でもある.男は年下で腰/尻=0.7くらいの女を好み,女は年上で支配的かつ親しみやすい腰/尻=1くらいの男を好む.平均顔やベビーフェイスの顔は,文化を超えて魅力的に映る.アメリカでは通りすがりの人に笑いかけると返報性があるが,日本ではそうでない.2016/02/06