感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Natsuko
13
上司からもらった本。手話やマカトン等のコミュニケーション方法についてだと思って読み始めたが全く違った。本書は社会的知能つまり人を理解する能力を高めることを目的としている。人々の関係（家族か恋人か、友好か敵対か等）や人々の感情や関心事、個性を理解するため、写真を見て言い当てる問題が38問並ぶ。うすうす気づいてはいたが自分はこの手の勘が驚くほど鈍いことが判明。この能力を高める目的はいまいち分からないが、仕事に活かすには観察眼を磨き、勘ではなく根拠をもった考えに基づいて判断したほうがよいと解釈して読了。2020/04/19
ブルーハート
3
本箱に眠っていたのを読み直してみた。自分が人をどう見るか、人が自分をどう見るかの非言語的サインを面白く読んだ。仕事に活かしたい。2015/04/25
みん
2
タイトルに偽りあり。 ボディランゲージの解読法ではなく問題集的内容。 言葉にされない気持ちや無意識化での反応の判断などのヒューリスティックな判断の訓練方法や問題が乗っている。 この本を読んだからと言ってボディランゲージの意味や解読法は分からないがどのようにしたら理解できるようになるかは知ることができる。2018/10/07
たかね@心理学
2
ボディ・ランゲージ解読法。数々のボディ・ランゲージが何を示すか、という教科書ではなく、解読の"方法"について書かれた書籍である。できるだけ自然な状態で撮られた真の関係(夫婦、家族など)と偽の関係。写真の中の複数の人間はどちらだろうか。読者は写真とそれに関する質問を推理しつつ楽しむことができる。次ページには、正解と、同じ質問調査を事前に施した被験者の選択率(%)が書かれている。その判断に至った思考過程、そして筆者の意見や学術的見解が述べられている。被験者のコメントが重要視されている点が良い。2014/07/24
モック
1
この本を通じて対人関係を見る時、私たちがどのような所に目を置いているか、どのように判断するかを明瞭に示している。自身がどの程度ボディ・ランゲージの能力があるかを理解出来る点においても素晴らしいの一言。2012/02/08
