出版社内容情報
日本でいまツイッターとどう向き合うべきかが分かりやすく解説されているわが国初の専門書いまやツイッターは世界中の政治や経済まで動かす力を備えている。日本におけるインターネット環境の現状と行く末を見据え、いまツイッターとどう向き合うべきかが分かりやすく解説されているわが国初の専門書。
序 章 ソーシャルメディア時代のオンライン世界
1章 ツイッターとソーシャルメディア
第一節 ツイッターの基本的仕組み
第二節 ツィッターの特徴と利用目的
第三節 海外と日本でのツイッター利用
第四節 情報環境としてのツイッター
第五節 ツイッターの「利用と満足」
2章 ツイッター上のネットワーク
第一節 情報ネットワークと対人交流ネットワーク
第二節 フォローネットワークの構成とツイッター利用動機(1)
第三節 情報ニーズと対人交流ニーズのツイッター利用動機
第四節 フォローネットワークの構成とツイッター利用動機(2)
第五節 ツイッターでのフォローのオフラインでの関係とツイートの種類
第六節 ツイッター上のネットワークに関するまとめ
3章 人びとの「つぶやき」のわけ――情報発信手段としてのツイッター
第一節 オンラインでの情報発信動機
第二節 ツイート内容の定量的把握
第三節 「つぶやき」を生み出す感情
第四節 「つぶやき」のコンサマトリー性とカタルシス性
第五節 「つぶやき」の理由や意図
第六節 10代ユーザーの「つぶやき」の理由や意図
第七節 「つぶやき」の理由や意図に関するまとめ
4章 人びとの「リツイート」のわけ――情報転送手段としてのツイッター
第一節 「シェア」概念の変遷とリツイート研究
第二節 公式リツイート(元ツイート)内容別投稿頻度
第三節 公式リツイートを生み出す感情
第四節 公式リツイートのコンサマトリー性
第五節 公式リツイートの理由や意図
第六節 10代ユーザーの公式リツイートの理由や意図
第七節 公式リツイートの理由や意図に関するまとめ
第八節 ツイッターにおける他者への期待、再考
5章 人びとはツイッターで何を見ているのか――情報発信手段としてのツイッター
第一節 情報環境としてのツイッターと意見レベルの極化
第二節 高選択メディア環境と内容(ジャンル)レベルの極化
第三節 利用者が受信するツイートの内容
第四節 何が読まれているのか
第五節 誰が何を受信するのか
第六節 マスメディア接触とツイッターでの情報受信
第七節 まとめ
6章 「つぶやき」とネットワークがもたらす情報過多
第一節 情報過多をめぐって
第二節 情報過多感とネットワークのサイズ/密度の関係
第三節 利用者のツイート処理をめぐって
第四節 情報過多感による利用者のツイート処理方法の変化
第五節 ツイートを目にしてもらい、転送してもらうには
終 章 ソーシャルメディア時代のオンライン世界の今後
文 献
あとがき
北村 智[キタムラ サトシ]
東京経済大学コミュニケーション学部准教授
佐々木 裕一[ササキ ユウイチ]
東京経済大学コミュニケーション学部准教授
河井 大介[カワイ ダイスケ]
東京大学大学院情報学環助教
目次
序章 ソーシャルメディア時代のオンライン世界
1章 ツイッターとソーシャルメディア
2章 ツイッター上のネットワーク
3章 人びとの「つぶやき」のわけ―情報発信手段としてのツイッター
4章 人びとの「リツイート」のわけ―情報転送手段としてのツイッター
5章 人びとはツイッターで何を見ているのか―情報受信手段としてのツイッター
6章 「つぶやき」とネットワークがもたらす情報過多
終章 ソーシャルメディア時代のオンライン世界の今後
著者等紹介
北村智[キタムラサトシ]
1980年生まれ。2004年東京大学文学部卒業。2007年東京大学大学院学際情報学府博士課程中退。現在、東京経済大学コミュニケーション学部准教授
佐々木裕一[ササキユウイチ]
1968年生まれ。1992年一橋大学社会学部卒業。2009年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。現在、東京経済大学コミュニケーション学部准教授
河井大介[カワイダイスケ]
1979年生まれ。2002年関西学院大学総合政策学部卒業。2015年東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院情報学環助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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