内容説明
「子どもとの関係がうまくいかない」「学級経営がうまくいかない」。多くの教師が抱えるこうした問題を改善するためには、ソーシャル・スキルを上手に活用することが大切。ソーシャル・スキルとは、相手を理解し、自分の思いや考えを適切に相手に伝え、対人関係を良好にしていく技術である。本書では、そのコツとポイントを、教師が学校現場で生かせるように、具体的にわかりやすく解説する。
目次
第1章 教師はソーシャル・スキルをみがく時代がきた(ソーシャル・スキルとは;現代の子どもたちとのかかわりにはソーシャル・スキルが必要 ほか)
第2章 子どもたちの実態をつかむ(現代の子どもたち;教師の力とは ほか)
第3章 教師の思いを適切に伝える(適切な伝え方とは;学校現場でのソーシャル・スキル ほか)
第4章 適切に対応できない隠れた原因(思っているように伝わっていない;タイミングが悪い、状況にマッチしていない ほか)
第5章 学級集団に対応する(基本的な動き;集団の状態と対処法)
著者等紹介
河村茂雄[カワムラシゲオ]
都留文科大学文学部教授、日本カウンセリング学会常任理事、日本教育カウンセラー協会岩手県支部長。筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修了、博士(心理学)。15年間公立学校教諭および教育相談員を経験し、東京農工大学講師、岩手大学助教授を経て、現職。論理療法、構成的グループエンカウンター、ソーシャル・スキル・トレーニング、教師のリーダーシップと学級経営について研究を続ける。「教育実践に生かせる研究、研究成果に基づく知見の発信」がモットー。学生、教師、社会人を対象にカウンセリング、構成的グループエンカウンターのワークショップを定期的に実施している
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