こころ覓(ま)ぎ―近代自我を越えて付きあいの哲学へ

こころ覓(ま)ぎ―近代自我を越えて付きあいの哲学へ

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784414120011
  • NDC分類 104
  • Cコード C3010

内容説明

覓ぎとは探し求める意の古語である。現象学への批判を糸口に人間中心の近代哲学を乗り越え、心のありかを尋ねて万物の根底に思索を伸ばす。地球的共生の時代を見据えた、日本人の思想書である。

目次

一の切 知恵の煩い(向かいあわせの重なり;フランツ・ブレンターノによる付きあいとしての「志向性」;心の我がままと喪ない―フッサールの独り芝居)
二の切 識りの彼方から(識りのあちら側;識りの居所;付きあいの様ざま)
三の切 心の拡がり(物と心の食い違い;心の宿り、伝わり、拡がり;境と行き交い)
四の切 モノのわりなさと怪しさ―「現実」のあちらから(自ら事のわりなさ;掛けがえなさと「無さ」;あの世の入口)

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