出版社内容情報
躁うつ病体験を、らもさんらしく綴った名著が、新たな解説版が入り復活。執筆当時の生原稿(コピー)も口絵写真に収録。サラリーマン時代に、会社に行くのがつらくなり、ある日得意先に向かっていると、歩くことができなかった……そんな体験から、躁うつ病との付き合いが始まります。精神科への通院、薬との付き合い方、日常生活や仕事との兼ね合いなどを、独特の筆致で語ります。ただただツラい体験記ではなく、なんとかもがく姿がちょっと笑えるような、でも生きる強さが湧き出てくるような、そんなエッセイ。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
マツさん
12
らもさんが医者から鬱で投薬されてたクスリの副作用が凄まじい…。 もの書きになって売れだした頃の仕事量をこなすため、飲酒しながら執筆するって、普通なら頭が整理されないけど。クスリも酒も増え体が持たなくなる経緯は読んでて辛かったけど、何処か他人事のような文体は悲壮感を漂わせない。2026/05/01
きつね
1
新装版を大喜びで予約購入。鬱々とした内容なのにらもの文体で軽快に読めて、所々これ笑って良いのか?と思いつつも笑ってしまう。「定時できっちり帰って上司の飲み会の誘いも断る」人種、Z世代の象徴として語られがちだけど、約50年前既に存在していて新人類として槍玉に上げられていたとは…私も大いに肯定したい価値観。「こころだって、からだです」は本当にそうだし、共感する箇所も多かった。読者特典の音源は聞き取りにくいけど、未公開の肉声を聞けて嬉しい。文字通り、心が雨漏りするような辛い時の支えになりそうな1冊。2026/05/14




