出版社内容情報
豊臣秀吉、秀長の兄弟は、農民から身をおこし、史上最大級の立身出世を遂げて、天下を治めた。血を分けた兄弟でも、ときに反目し、ときに殺し合うのも当たり前だった戦国時代にあって、この二人は、兄は弟を厚遇し、弟は兄によくつき従って、生涯、手を携えて、天下人とナンバー2にまで成り上がった。
本書では、そうした豊臣兄弟の人生と彼らが生きた時代について詳説する。豊臣兄弟は、戦国乱世をどう駆け抜けたか。彼らが生きた戦国時代とはどのような時代だったか。その実相がつぶさにわかる本。
【目次】
内容説明
豊臣秀吉・秀長兄弟は、骨肉相食む戦国時代にあって、希有な関係だったといえます。兄弟が反目しあい、ときには殺し合うのも当たり前の時代に、生涯、手を携えて出世街道を突っ走り、頂点へとのぼりつめたのです。本書では、二人の人生を中心に、彼らが生きた戦国時代とはどのような時代だったのか、その実相をつぶさに語りたいと思います。
目次
1章 秀吉と秀長―二人の人生とその家族
2章 桶狭間から鳥取城攻めまで〈豊臣秀吉・秀長兄弟と合戦1〉
3章 備中高松城の戦いから小田原合戦まで〈豊臣秀吉・秀長兄弟と合戦2〉
4章 天下統一を果たした秀吉の「政治」と桃山文化
5章 秀長の死は秀吉をどう変えたか―豊臣家滅亡の〓末
6章 ドラマだけではわからない戦国時代の舞台裏
7章 戦国の「合戦」をめぐる謎と真実