出版社内容情報
「みんな言ってます」(根拠のごまかし)、「めっちゃ」「すごい」「超」(語彙の貧困)、「こちらが資料になります」「いちおうやってみます」(断定を避け、責任逃れ)…こんな言葉遣いは知性が衰えた証拠!使うのをやめるだけで知的になる!
近年ますます増殖中の「頭が悪くみえる日本語」を集め、解説と処方箋を紹介した一冊。
(ロングセラー『バカに見える日本語』が時代に合わせて変化した日本語に対応。大幅加筆により文庫化!)
内容説明
何があっても、「すごい」「超」「めっちゃ」を頻発して語彙の不足を露呈。ネット炎上を恐れてか「させていただきます」「してございます」「こちらが○○になります」と無意味に低姿勢、断定しないで言葉をぼかす…。何気ないひと言から知性を疑われます。本書では、「頭が悪くみえる日本語」の増殖への危機感のもと、知的に見えない原因を5つに分類して解明!自分の使う言葉を意識して、どう言い換えれば知的に見られるか、考える習慣がつく言葉の処方箋。
目次
1章 ぼかしの日本語―論理的に説明できないことを曖昧にする(「みんな言ってます」;「こちらが○○になります」 ほか)
2章 自分勝手な日本語―物事を決めつけ、自分の考えを押しつける(「常識だよ」;「私的には」 ほか)
3章 距離感を誤った日本語―上から目線、仲間内にしか通じない言葉…(「行けたら、行きます」;「そんなことだろうと思ってた」 ほか)
4章 ワンパターンな日本語―語彙が貧困で、物事をひとくくりにする(「めっちゃ」;「すごい早い」「すごいきれい」 ほか)
5章 理性のない日本語―感情的な言い回し、甘えた表現…(「むかつく」;「オワコン」 ほか)
著者等紹介
樋口裕一[ヒグチユウイチ]
1951年、大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士後期課程満期退学。フランス文学、アフリカ文学の翻訳家として活動するかたわら、受験小論文指導の第一人者として活躍。現在、多摩大学名誉教授、東進ハイスクール講師。通信添削による作文・小論文の専門塾「白藍塾」塾長。MJ日本語教育学院学院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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