出版社内容情報
県境を越えたら、そこは別世界――。外から見えない意外な県民事情を総まくりする一冊。
令和の世でも、いまだ“見えない壁”として存在する、その県ならではの裏事情とは? 文化、風物、嗜好、気質…など、従来の“県民性本”とはひと味違うネタが満載です。
内容説明
47の都道府県には、それぞれ固有の「県民性」が存在します。近くの県でも、あるいは同じ県内でも、地域が違うと、暮らし方や考え方、言葉や食文化などに大きな違いがあるのです。本書では、この日本列島にどのような「(見えない)壁」があるかを探っていきます。本書で、日本という国、あるいは日本人に関して新たな発見をしていただければ幸いです。
目次
第1部 そういう「県民の壁」があったんだ!(食の壁;好みの壁;体質・気質の壁;しきたり・文化の壁;暮らし方・働き方の壁)
第2部 「県民キャラ」は裏から見るとおもしろい(北海道・東北・関東;中部・近畿;中国・四国・九州・沖縄)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
45
気楽に読みながら、エア日本一周が出来ましたー。しかし、地元地名の位置について、認識の誤りがありました。これはいただけない。2024/05/18
tetsubun1000mg
16
コンパクトな文庫本で主に箇条書きでまとめてあり、ちょっとした合間に読むのにちょうどいい本。 知っていることもあるのだが、時々知らないニッチなネタが入ってくるのも面白い。 県を旧藩のエリアに分けての土地柄、人柄の紹介はなかなか有りそうでなかったので興味深く以外に楽しめた一冊。2023/10/03
おさと
3
特にこれといって新しいネタでもなかったかな…2023/09/29
なかじ
1
前半のテーマ別の都道府県による違いも面白かったが、後半の各都道府県の特徴をまとめた章が面白かった。 地理的、歴史的な背景をもって現在の県民性や文化に繋がっていることがよく分かった。 大学生になったばっかりでいろんな地域の人と知り合ってる最中の今だからこそ、頷けるような内容だったり今後使えそうな情報が多く入ってる気がした。2024/05/26