青春文庫<br> 自分をどう愛するか“生活編”幸せの求め方 (新装版)

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青春文庫
自分をどう愛するか“生活編”幸せの求め方 (新装版)

  • 遠藤 周作【著】
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  • 青春出版社(2023/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 217p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784413298209
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

☆☆☆ 生誕100年記念 文庫新装版 ☆☆☆

生きるのが少しだけラクになる
遠藤周作 心のメッセージ――。

誰もが幸せになりたいと願う。
しかし、世の中には強い人間と、おそらくは大多数の弱い人間がいる。
強い人間像がのぞまれるこの社会の中で、そういう多くの弱い人間が自分の幸せをどう見つけて生きていくか。
本書は、著者独特の軽妙なユーモアと豊かなエスプリをほどよく織り交ぜながら、ソフトな語り口で現代人の心の悩みをとらえ、本当の自分の愛し方について考える。
「自分も弱くてダメな人間だった」と語る著者には、道徳的な押しつけはみじんも感じられない。
他人と自分、社会と自分との関わりに苦しむ人にとって、かけがえのない書となるだろう。

(本文より)
「努力と精進を重ねて学ぶという姿勢を、ぼくは否定するつもりはない。そういう人は自分なりの人生観をもってやっているんだから。だけど、大半の人たちは、自分の意志の弱さを嘆いている弱者です。そういう人間が、強者と伍して生きていく知恵、方法だってあるんだということを知ってもらいたい」

内容説明

自分の欠点を好きになれるか―。「私も臆病だし、小心で卑怯」という著者がユーモアを交えたやさしい語り口でありのままの自分の愛し方について考える。生きるのが少しだけラクになる遠藤周作心のメッセージ。

目次

あなたの理解者はあなたをおいて他にはない
あなたは自分をどのくらい信じているか
人間は一人で生きるべき存在か
あなたにとっていま一番大切なもの
ひとりの人間に与えられた絶対的法則
一度は自分の心に問いつめるべきこと
できるだけ苦労しないですむ生き方
ひとりの自分とどうつき合っていくか
表の顔 裏の顔 もう一つの顔
あなたは何に生きてみたいか
あなたの中の”弱虫”と仲良く暮らす方法
二枚目を愛した不幸 三枚目を愛した幸せ
その人と自分とどちらが大切ぬなるか
人生を狂わしてしまう一瞬の時
人間はどこまで正直に生きられるか
他人を愛せない人は自分を愛せない
ほんとうに自分を愛せるか

著者等紹介

遠藤周作[エンドウシュウサク]
作家。1923年東京生まれ。慶應義塾大学仏文科卒業。フランス留学を経て、1955年『白い人』で第33回芥川賞受賞。1958年『海と毒薬』で新潮社文学賞・毎日出版文化賞受賞。1966年『沈黙』で谷崎潤一郎賞、1980年『侍』で野間文芸賞、1994年『深い河』で毎日芸術賞を受賞。1995年文化勲章を受章。1996年、73歳で永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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どりぃ☆

4
先日読んだ「人生編」に続いてこちらの「生活編」を。読む前は「人生編」のほうが学びが多いのではないかと想像していたけれど、読んでみるとこちらも得るものの多い内容であった。「嫉妬心とは自尊心を踏みにじられることから起こる感情」という著者の定義になるほどと思い、また「背伸びを上にせずに横にする」など、長いスパンで自分の生活を捉えて、無理をせず将来も楽しく過ごせるよう工夫するという発想は目から鱗だった。のびのびとした筆致で書かれていて、著者が読者の心に寄り添い心から人を愛し優しさを持った人だという印象を強くした。2023/06/26

ぷるぷる

2
まだ老害なんて概念のない時代。酒飲みながら対面で延々語られらた閉口するでしょうがこうしてテキストとして残してくれていば割りと素直に受け取れます。昭和の人でありながら精神論に頼らない人だと分かるエピソード多数。「血を吐く思いでやり遂げるのは意志の訓練。楽しみながら学ぶことだってできる」「権力がある人間が失墜すると快感を感ずる心理が働く。これが限界を超えると正義を逸脱して卑しい感情や愚劣な行為に走らせる」「文学の効用は自分以外の人間の心がわかる。想像力を養う。相手の立場を想像する」この辺りが心に残りました。2023/04/02

fuwa

1
先に読んだエッセイと重複する内容が多々あり。章立てを読むとそれだけで苦しみから逃れられそうな気がするが、今の自分が鬱屈しているので、神々しい彼の経歴や人間関係に気後れしてしまう。しかし、内容は真理をついており、やはり何者でもない自分を知り、折り合いをつけていくしかないのだろう。2024/03/09

コト

1
語り口が非常におもしろく、とても読みやすくて、するする読み終わってしまった。前書きからしていいですよね。 説教臭いトーンにならず、『自分はこう思うんですよ』というのを、それでもきちんと読者に向けて話しているところが、「人とコミュニケートしたい」という気持ちの現れのように思えます。 遠藤周作、マツコ・デラックスと対談して欲しいなぁ。故人に言うなって話だけど。2023/12/05

ななこ

1
前半はタイトル通りのテーマのエッセイ、後半は自伝のような内容。人生の先輩が経験を踏まえてユーモアたっぷりに自身の考えを語ってくれる、落ち着く読み味の本。書かれていることは特段変わったことではないけど、著者の人柄がとてもいいのと、著者自身の学生時代の体験や、小説家・劇団の座長・コーラスグループの創設者としての実際の経験に基づいて語られるので、とても説得力があってスッと腹に落ちる感じがした。2023/10/03

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