出版社内容情報
短命と言われる中世・近世にあって、なぜあの人物は長生きできたのか!◯ヒルに血を吸わせてマラリアを治した藤原定家○七つの健康ルールで九つの幸せを手にした杉田玄白○自ら漢方薬(八味地黄丸)を調合し健康を維持した徳川家康…歴史の舞台で活躍しつづけた秘密こそ、この「長寿法」にあった!現代人必見の一冊。
内容説明
ヒルに血を吸わせてマラリアを治した藤原定家。七つの健康ルールで九つの幸せを手にした杉田玄白。自ら漢方薬(八味地黄丸)を調合し健康を維持した徳川家康…。歴史の舞台で活躍しつづけた秘密こそこの長寿法にあった!
目次
第一章 望みを叶えるために長寿を願う
第二章 医術で自らも長寿を極める
第三章 老人の生き方に長寿を見出す
第四章 権力への執着が長寿をもたらす
第五章 日々の生活の中で長寿を探る
第六章 貴族・芸術家・僧侶…長寿を手に入れた数々の人びと
著者等紹介
武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。文学博士。2019年に明治学院大学教授を定年で退職。専攻は、日本古代史、歴史哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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長寿を願う藤原定家: 和歌を通じて長寿への願望表現・長生きの重要性を強調 南光坊天海のマラリア治療: ヒルを使った治療法を実践・自然を活かした医療の可能性示した 白隠慧鶴の健康法と和歌: 和歌を通じて心と体の健康の関係を説いた 広瀬淡窓の「内観法」: 内観法を用いて心の病を克服・精神の安定が健康を支えると考えた 善行と長寿の関係: 善人は長寿に恵まれるという考え方が強調され道徳的な生き方が健康につながるとされた 偉人たちが実践した健康法や生き方→現代人にとって長寿のヒント 精神的安定や自然療法が長寿の秘訣2025/02/08