出版社内容情報
なぜ法華経は「諸経の王」といわれるのか、末法の世を救おうとした日蓮の教えとは…度重なる法難にも屈せず、仏教信仰のあり方を根本から見直し、さらに日本の国のあり方にまで命がけで取り組んだ宗教指導者・日蓮。その生涯をかけた教えを通して、いまこそ必要とされる、混沌の世を生き抜く知恵を紹介します。判型が大きくなってより見やすく、わかりやすくなりました。
内容説明
なぜ法華経は「諸経の王」と言われるのか末法の世を救おうとした日蓮の教えとは…。混沌の世を生き抜く知恵!
目次
序章 日蓮と法華経
第1章 救世主の出現
第2章 法難の時代
第3章 闘争の終焉
第4章 日蓮宗の発展
第5章 法華経とは何か
第6章 日蓮の法華経観
第7章 法華経二十八品
著者等紹介
永田美穂[ナガタミホ]
中国・上海生まれ。日本経済新聞社(月刊誌編集)勤務後、仏教史の編集主幹などを歴任しつつ、NHKや民放各局のテレビでも活躍。日蓮宗新聞社・編集委員やNHK学園「仏典講座」などの講師を経て、現在は執筆・講演に専心(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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真琴
8
(出版社書籍紹介文)なぜ法華経は「諸経の王」といわれるのか。末法の世を救おうとした日蓮の教えとは…。仏教信仰のあり方を根本から見直し、国のあり方にまで命がけで取り組んだ日蓮の教えを通して、混沌の世を生き抜く知恵を紹介する。2024/02/19
ara
3
日蓮と法華経について基礎的な部分が上手にまとめてある。 これから日蓮や法華経を学びたいと思っている方にはおススメ。2024/06/09
Go Extreme
1
日蓮と法華経:末法時代の光明 正法→像法→末法 救世主の出現:誕生 出家 諸国遊学 立教開宗 法難の時代:辻説法 松葉ヶ谷法難 伊豆法難 小松原法難 龍の口法難 闘争の終焉:佐渡流罪 身延隠遁 蒙古襲来 入滅 葬送 日蓮宗の発展:鎌倉・室町・戦国・江戸時代 明治時代以降 法華経とは何か:成り立ち 全体構成 三大思想 法華七喩 日本の法華経史 日蓮の法華経観:経典選択 迹門と本門 一念三千の思想 五義 三大秘宝 立正安国論 開目抄 観心本尊抄 撰時抄 報恩抄 忘持経事 檀越某御返事 法華経二十八品2024/03/05