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出版社内容情報
著者はアメリカで20年以上、ホスピスケアをしてきた現役ナース。実際にアメリカの在宅でホスピスケアを受け、亡くなっていった人たちのエピソードは、老若男女、疾患、家族構成、信仰、生活環境など、十人十色ではありますが、人生の最後の時間を過ごすとき、そこにあるのは、人種や文化を超えた人間としての生き方です。エンドオブライフケアの実際をホスピスナースとして、また一日本人としての視点から描く本書は、ホスピスケアの実際を知るとともに、日本人がより平穏で尊厳を持った人生の終わり方ができる、選択肢の一つとして情報を提供することとなるはずです。どこにでもいる平凡な人々の、実は素晴らしい人生を垣間見ることで、生きることの意味や価値を考えるきっかけになることでしょう。
内容説明
アメリカで20年、在宅ホスピスケアの専門家が出会った家族、愛、そして誇り―。自分らしく生きるために人生の最終章を考える。
目次
プロローグ ホスピスで出会った素敵な人々
16日2時間10分の奇跡―生まれる前からホスピスケアを運命づけられたいのち
前を向いて生きよう―ポジティブなオーラを常にまとったいのち
あの日のアメリカ人―厳しさと優しさを兼ねそなえたいのち
はるかなるケンタッキー―母娘で最後の時間を慈しんだいのち
ちょうちょ―平凡でも、価値のある人生を教えてくれたいのち
ははこづる―母に勇気と強さを与え続けたいのち
ビスコッティ―肉体の限界を超え、奇跡を垣間見せてくれたいのち
ソファーの下のヴァイオリン―ときを超えて、夢を叶えたいのち
グリーンベレー―命をかけて戦い続けたいのち
ペルーの花―心の中に咲き続ける、儚くも美しいいのち
らしく生きる―仕事に対する誇りを伝えてくれたいのち
ありのままで―最後まで自分らしく。自分たちらしく在ったいのち
彼の声を聴く―まるで映画のような見事な旅立ちを見せてくれたいのち
エピローグ―逝く瞬間まで生ききる、ということ
著者等紹介
ラプレツィオーサ伸子[ラプレツィオーサノブコ]
日本の大学病院で看護師として勤務後、渡米。がん専門看護で看護修士(MSN)を取得し、訪問看護、特に在宅ホスピスナースとして20年の経験を重ねる。アメリカのホスピス緩和ケア認定看護師、小児ホスピス緩和ケア認定看護師。ELNEC(End‐of‐Life Nursing Education Consortium)認定指導員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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totoroemon
キオン☆
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