出版社内容情報
人生100年時代を迎えた今こそ読みたい、「老い」を迎えてなお意気軒昂な生き方をすすめる痛快人生エッセイ。「老い」や「死」は誰にでも必ずやってくるもの。決して避けられるものではありません。ならば、ただビクビクして待つより、いつ死んでもいい覚悟でその日その日を充実して生きればいい。自らの半生を振り返り、老いをおそれず老いを愉しむための心がまえ、身の処し方が説かれています。※1996年に小社より刊行されたものの新装版です。
内容説明
ほんとうに必要なのは覚悟と気配り。老いをおそれず「幸せに老いる」その心の在り方を説いた名著、新装復刊。
目次
1章 老いをおそれず
2章 自分らしく生きるために
3章 人間のほんとうの美しさ
4章 いのち強く生き抜く
5章 孤独という大切な時間
6章 よく老いるには
7章 夫婦・家族の老年学
8章 人の絆のつくり方
9章 こころ若く老いる
著者等紹介
田中澄江[タナカスミエ]
1908年東京生まれ。東京女高師(現お茶の水女子大学)卒業後、聖心女子学院教師、新聞記者を経て文筆活動に入る。劇作家として新劇・新派の他、映画、NHKテレビ小説等の脚本を執筆。また小説家、評論家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。