出版社内容情報
地球はどのようなしくみで創られたのか。宇宙に浮かぶ地球は、大地があり、大気があり、水があり、生命がある。こんなに恵まれた星はいまだ見つかっていない。そんな神秘に包まれた星を「宇宙」「大地」「大気」「水」「生命」から解き明かしていく。本書は、シンプルな文章とポップなイラスト、整理されたデザインで地球がまるごとわかる一冊。
内容説明
知識ゼロから丸ごとわかる!宇宙、大地、大気、水、生命が織りなす46億年のプログラム。
目次
「地球の設計図」の読み方 はじめに
1章 「宇宙に浮かぶ地球」の設計図
2章 「鉄の惑星」の設計図
3章 「風の惑星」の設計図
4章 「水の惑星」の設計図
5章 「生命の惑星」の設計図
科学者 「地球の設計図」の解明者たち
年表 46億年の地球の歴史
著者等紹介
斎藤靖二[サイトウヤスジ]
1939年生まれ。理学博士。東北大学理学部地学科地学第一学科卒業、同大学大学院修士課程修了。国立科学博物館地学研究部長、神奈川県立生命の星・地球博物館館長を務めた後、2014年より同館の名誉館長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐藤一臣
4
地球の進化の過程を太陽系面、鉄の面、大気の面、水の面の4側面から解読していて、とてもわかりやすいです。最後の生命の面は、おそらくみんなの好奇心を最もそそるものだと思いますが、スケールから見ると、もっと詳細な説明がほしいところですね。地球内部の動きが上層の地球環境を形作っていることをここまで明らかにしてきた人たちの研究力には脱帽ですね。地球進化の旅と銘打って、読書会を開きたいと思います2023/06/18
Tomonori Yonezawa
1
【地元図書館】表紙にある「惑星誕生から生命の宇宙進出まで」をこの薄さに盛り込んだ本。この類を初めて読む人に向けて概要を、といった目的の本なのだろうが、駆け足すぎてこの類を初めて読む人には読み辛く、理解し難いだろうとの印象。この本は知ってる人が見れば何を伝えようとしてるのか分かる本。 後、ダメなとこ。付録?「地球の設計図」の解明者たち、解明者たちにマーカーされてて煩い。作り手は全部伝えたいのだろうが、受け止める側は全部知りたい人もいれば部分を調べたい人もいる。最近のマーカーはホント鬱陶しい。2019/10/14
茶
0
見開き1ページに1テーマで絵図も多く分かりやすい 見えないものを探るって難しいし、せっかくわかっても受け入れてもらえなきゃ意味がないって点では、昔の学者は大変だったろうな2020/05/26