内容説明
脳に足りない栄養がわかるチェックリスト付き。ストレスで消耗する栄養素がある!イライラ・不安を引き起こす食べ物とは。ダイエット、健康志向の意外な落とし穴。「脳の栄養不足」が一番怖い!通院患者の9割が改善した人気クリニックの「食べる」処方箋。
目次
はじめに―心の元気は栄養が決め手!
第1章 「脳の栄養不足」が「うつ」を引き起こす!―食べ物が心をつくっていた(「うつ」の食べ方には共通点がある;心の変化には脳がかかわっている ほか)
第2章 この食べ方が脳のトラブルを招いていた!―心に効く栄養学入門(人間は本来何を食べていたのか;消化・吸収のプロセスで働く免疫 ほか)
第3章 「うつ」がよくなる食べ物、食べ方―栄養療法の実践ヒント(空腹を満たすだけでは脳は満たされない;ライフスタイルに合わせて栄養も変えよう ほか)
著者等紹介
溝口徹[ミゾグチトオル]
1964年神奈川県生まれ。福島県立医科大学卒業。横浜市立大学病院、国立循環器病センターを経て、1996年、痛みや内科系疾患を扱う辻堂クリニックを開設。2003年には日本初の栄養療法専門クリニックである新宿溝口クリニックを開設する。栄養学的アプローチで、精神疾患のほか多くの疾患の治療にあたるとともに、患者や医師向けの講演会もおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Amy
21
病院の先生貸出本その3。図解でわかるがタイトルなのに・・図解がよくわからなかった。多分わかりやすくしたいためにぶつ切り説明になったためでないかと。パターン分けも無理があるような。血糖値の仕組みは勉強になった。2014/11/14
ふぁんた
10
栄養不足や栄養のかたよりはうつによくない。確かに病院で薬漬けになって、なかなか抜け出せないなんて話はよく聞くから、自分の栄養管理でうつから脱出できたらベスト!私ももしかして低血糖なのかも。でもうつっぽい時って料理する気力も減るから、つい菓子パンで食事をすませたりして悪循環にはまって行くんだな…。気をつけなきゃ。2014/02/20
Cidenon/土曜朝10時読書配信
3
糖の摂り方によって血糖値を下げるインスリンと血糖値を上げるホルモンの分泌に影響し、自律神経が乱れる。食事によってホルモンや神経伝達物質にどう影響していくかというメカニズムを説明されると、食事が精神に影響するというのも納得がいく。糖尿病家系だし、甘いもの大好きだし、最近太ってきたし、いくつもの観点から私は糖質制限が必要みたいだ。巷で糖質制限がどうのというのは数年前から耳にしていたが、まだ若い私には必要ないと思っていた。でも若い人こそそういう情報に耳を傾けて、本格的に体調を崩す前に改善していくべきなのだろう。2020/01/23
せぶ
3
心療内科を受診する敷居が昔に比べて低くなりましたが、薬漬けになって悪循環になる怖さがわかり、受診前にまず食事内容の見直しと改善が必要だと思いました。集中力低下ややる気の低下、イライラや倦怠感等のうつ症状が鉄欠乏でも起こるなんて知りませんでした。最近はレバーやあさり等積極的に摂取して糖質制限の食事を心がけていますが以前よりもやる気が出てきました。2012/09/18
ユキ
3
私にとってはおなじみの内容だけれど、イラストや表がたくさん使われていて、とても読みやすいし、アレルギー・うつ・低血糖症など栄養不足や血糖値の乱降下がどれだけ身体に影響を与えるかが分かりやすいと思う。2011/11/14