内容説明
中国古代史・全一三〇巻を凝縮。悠久の歴史をこの一冊で読み解く。
目次
序章 『史記』はいかに著わされたか(『史記』とは何か―神を排除し、人間の生きざまを描いた中国最後の正史;司馬遷とはどんな人物か―宮刑への憤りと父との約束で生まれた『史記』)
第1章 五帝の時代と古代王朝(五帝の時代―神の時代に別れを告げ、偉大なる人間の帝あらわる;夏王朝の興亡―世襲制による王位継承の裏に隠された争いとは ほか)
第2章 春秋・戦国時代(斉の桓公―王位継承争いに勝利し、管仲の力を得て「覇者」となる;晋の文公―放浪の太子・重耳、齢六十二にして王位に就く ほか)
第3章 統一国家・秦と始皇帝(秦の歴史―西端の一辺境国が、なぜ最強国となり得たのか;商鞅の立身―国力を高め中央集権化を加速させた法家の変法 ほか)
第4章 項羽と劉邦の戦い(陳渉・呉広の乱―求心力を失った秦の都に迫った数十万の反乱軍;劉邦の進軍―咸陽一番乗りをかけ戦を重ねる二人の英雄 ほか)
第5章 高祖と前漢の興隆(高祖即位―劉邦、皇帝位に就き前漢帝国が幕を開ける;大粛清と反乱―高祖の猜疑心が生んだ別姓王の大粛清 ほか)
著者等紹介
渡辺精一[ワタナベセイイチ]
1953年、東京千代田区神田に生まれる。1980年國學院大学大学院博士後期課程単位修了。現在、二松学舎大学講師、朝日カルチャーセンター講師(『史記』を初歩から読む)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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