出版社内容情報
「桜狩」「山笑う」「蚊遣火」「草いきれ」「風薫る」「虫時雨」など、日本語ならではの美しい表現を、正しい意味と使い方、言葉の成り立ちと共に紹介。
本書には、俳人に独占されている歳時記を、一般の人にも開放したい、という著者の思いもある。
昨今、テレビ番組で俳句が注目され、そこで使われる季語の美しさ・情緒に改めて感動する人も少なくない。
この絶好のタイミングで、青春新書インテリジェンス『日本人が大切にしてきた季節の言葉』を文庫化。
内容説明
「桜狩」「山笑う」「蚊遣火」「草いきれ」「風薫る」「虫時雨」「紅葉かつ散る」「ふくら雀」「沫雪」…なんて豊かな表現なんだろう。
著者等紹介
復本一郎[フクモトイチロウ]
1943年愛媛県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。静岡大学人文学部教授、神奈川大学経営学部教授を経て、神奈川大学名誉教授。近世・近代の俳論史を専攻。「鬼ヶ城」の俳号で実作も行い、俳句グループ「阿」の会の代表を務める。産経新聞「テーマ川柳」、神奈川新聞「神奈川俳壇」選者。第18回現代俳句大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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