出版社内容情報
先が見えない現代だからこそ、その閉塞感をスパッと切り裂いてくれる太郎の言葉〈メッセージ〉は、時代を超えて私たちの魂を射ぬく。
己れをつらぬけ、平気で闘え、自分のスジをまもれ、マイナスに賭けろ…。太郎は文章を通じて「どう生きるか」を公言し続けた。先が見えない現代だからこそ、その閉塞感をスパッと切り裂いてくれる太郎の言葉〈メッセージ〉は、時代を超えて私たちの魂を射ぬく。本書は、いまも読み継がれているベストセラー『自分の中に毒を持て』の姉妹本である。
【著者紹介】
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内容説明
魂を射ぬくメッセージは、時代を超えて―全身の血がたぎる言葉の熱風。
目次
第1章 もっと「自分」をつらぬいてみないか(絶望だからおしまいなんじゃない。そこからはじまるんだ;もっと平気で、自分自身と対決するんだよ;ぼくはなにものにも期待しない。それがスジだ;この瞬間瞬間に賭ける。将来なんて勝手にしろだ)
第2章 「すごい!」という感動が起爆剤だ(ほしいのは、マグマのように噴出するエネルギー;人間はその姿のまま、誇らしくなければならない;無条件な行動で嫌悪感を破壊する。それがコンプレックスの解消法だ;無目的に生きる。それがぼくの目的だった)
第3章 キミも人間全体として生きてみないか(人間全体として生きることをパリで学んだ;ぼくは覚悟を決めて、“勝てません”とハッキリ答えた;自分のまわりに垣根をつくって、外と溶けこめるはずがない;純粋に闘いあう相手、それが親友だ)
第4章 下手でも自分自身の歌を歌えばいいんだ(本職は人間だ;他人が笑おうが笑うまいが、自分の歌を歌えばいいんだよ;鳴らない鐘があったっていいじゃないか;心が生み出したものは、職人芸よりはるかに素晴らしい)
第5章 キミ自身と闘って、どう勝つかだ(自分と闘い、自分を殺す;いつでも新しく、瞬間瞬間に生まれ変わる。それが伝統だ;孤独こそ人間が強烈に生きるバネだ)
著者等紹介
岡本太郎[オカモトタロウ]
芸術家。1911年生まれ。29年に渡仏し、30年代のパリで抽象芸術やシュルレアリスム運動に参加。パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。51年に縄文土器と遭遇し、翌年「縄文土器論」を発表。70年大阪万博で『太陽の塔』を制作し、国民的存在になる。96年没
平野暁臣[ヒラノアキオミ]
空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長。1959年生まれ。岡本太郎創設の現代芸術研究所を主宰し、空間メディアの領域で多彩なプロデュース活動を行う。『明日の神話』再生プロジェクト、岡本太郎生誕百年事業のゼネラルプロデューサーも務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ヒロミ
ふ~@豆板醤
ロビン
みち
ふみふみ
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