内容説明
名だたる戦国武将があなたの会社の社長になったら、どんな経営手腕を発揮するのか。飲むか飲まれるのか、業績をあげるのか倒産させるのか―。武将たちの戦略、資産活用、人材登用術、人脈術から、現代ビジネス戦国時代を生き抜き、成功する方法を学ぶ。日本史を新しい視点から読み解く、目から鱗の歴史エンタテインメント。
目次
第1章 収益性を重視した上杉謙信の、経営発想―あえて天下を狙わなかったのには、理由がある
第2章 米が穫れないから生まれた、武田信玄の金融戦略―金鉱脈を活かし、優れた貨幣制度をつくりあげる
第3章 “M&A”を成功に導いた、北条氏康の手腕―吸収合併を成し遂げたあの手この手
第4章 織田信長が築き上げた、革新的流通システムとは―機を見るに敏、希代の先見力を天才から学ぶ
第5章 “人たらし”豊臣秀吉が、上から評価された働きとは―信長に取り入り、認められるまでの、知られざる行動
第6章 農業・鉱山、流通…最後に勝った、徳川家康のモノマネ力―後の代まで仕事を発展させていく、大地づくり
第7章 “起業家”毛利元就の、成長する会社の作り方―一代で大きく伸し上った、すこしばかり強引な策
第8章 “地方組”伊達政宗、弱点を克服した知略―情報弱者でも、認められるアイディアはある
第9章 異国での活路を見出した、松前慶広の強気―広い交易範囲を武器に現地を治め、中央にもの申す
著者等紹介
若桜木虔[ワカサキケン]
1947年静岡県生まれ。東京大学大学院生物系博士課程修了。読売文化センター町田、NHK文化センター町田にて小説家養成講座の講師を務める。『修善寺・紅葉の誘拐ライン』(実業之日本社)が「週刊文春二〇〇四年傑作ミステリー・ベスト10」で第9位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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