内容説明
恋は人生のごく一部。すこし違うあなたになるだけでいい。がんばりすぎてしまう大人の女性たちへ。自分らしい“本当の恋愛”の見つけ方。文庫だけの5篇も新たに収録。
目次
恋は薄いほうがいい
恋に計算は必要ですか?
上手な恋のしかけ方
「約束をしない」という誠意
信じるだけじゃ、つまらない
変身は自分のために
どうして捨てられないの?
ナチュラル=あるがまま?
恋も仕事もがんばらなくていい
ジェラシーという病
恋とお金は学ぶもの
恋も時間も「濃淡」が大切
「壁」は恋のスパイスです
トラブルとチャンスは紙一重
恋はしなやかに、したたかに
恋のさざ波は、起こすもの
ときには「逃げる」という手もある
あなたの「結婚適性度」は?
いい恋愛のための七ヵ条
著者等紹介
石田衣良[イシダイラ]
1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。97年『池袋ウエストゲートパーク』(文藝春秋)でオール讀物推理新人賞を受賞し、デビュー。2003年『4TEEN』(新潮社)で第129回直木賞受賞。06年『眠れぬ真珠』(新潮社)で島清恋愛文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りゅう☆
40
すでに結婚してるし、今は新たな出会いや恋愛を求めてるわけではないで20年前に読みたかったな(笑)でも恋愛の話だけでなくお金や時間の遣い方や自分を見つめる事、人との付き合いについてもこの本を通じて石田さんから色々教えてもらった。石田さんの言葉は優しくて穏やかなのですんなり染み込んでくる。女性からの恋愛に対する見方(味方)で描かれてるけど、石田さんは男性なので男性側の気持ちも述べられてるし、これから恋を始めたい人、今恋してる女性にはぜひ読んでもらいたいです。最後の「いい恋愛のための7ヶ条」だけでも必読ですね。2014/07/24
やぎ
6
石田さんの文章は、気障でひらがなが多くて苦手だと再認識(笑) 全体的に女性を持ち上げているようでいて、女性には趣味も夢もないだろうという考えが透けて見えるのが気になりました。恋愛に関しては、それなりに経験してきた中級者向け。私の考え方がまだ幼稚なのか、なんで私、この本読んだんだろうと思うほど今の私にとってはピントのずれた本でした・・・でも恋愛だけでなく、基本的な心の持ちようなどの内容もあり参考になったし、プラス男性の考え方を少しだけ知れたのは良かったかな。甘く優しい、女性向けの自己啓発本でした。2014/01/05
とてとて
6
失恋を機に、著者名とタイトルだけでネット購入。手元に届き、表紙の紹介文見て戸惑う。『大人の女性たちへ』ですと!?けど読んでみたら、男性視点が忠実に書かれていて、すごく共感しながら読めた。自分の悪いところも的確に指摘されてたし(汗)。攻略本と言っても過言でない本なので、恋をしている女性はぜひ。また、失恋した男性も反省するのに適した一冊なので、お試しあれ。2011/12/07
なかなまり
6
この人の本はあんまり読まないけど、本屋で見かけて気になって図書館で借りてきた。全体的にふーんって読み流してたけど、信じる云々の箇所はすごく納得。この人は信じる、信じないで2つに分けてしまうんではなくて、グレーな部分を残しておくっていうのは良い。たとえ恋人であっても「明日は裏切られるかもしれない」って気持ちをどこかに持っておくのは、自分を守るためにも必要。決して疑ってるとか信じてないわけではないけど、信じすぎるというのは怖い。それは自分の弱さの表れなのかなとも私は思うけど・・・2011/02/08
ぬここ
5
多分ね、恋に悩んでる女性が手に取る本だと思う。で、この本を読んだら、よくある『男友達に恋愛相談をしたところ、的外れなコメントをもらって、余計にイライラした』という状況が、そのまま体験できます(笑)。 男性の恋は、この本に書かれてあることを読めば、すっきりするかもしれない。 でも、女の恋は、そうじゃない。 恋に悩んだ時に読む本、というよりは、恋愛を通した人生の自己啓発本だと思った方が良いかもしれない。2014/05/07
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