内容説明
“歩く速さ”で生活していると、いい人生を送れる!―1日ひとつ、素敵な発見ができる本。
目次
第1章 なぜか人を疲れさせる人、もっと一緒にいたくなる人
第2章 “ほっとする人”が持っている魅力の共通点
第3章 自分のペースが変われば、新しい出会いがある
第4章 笑うときは笑い、泣きたいときは思いきり泣いてみる
第5章 肩の力が抜けて、ほどほどを楽しめる生きかた
第6章 一日ひとつ、素敵な自分が見つかるこころの習慣の幸せ
著者等紹介
斎藤茂太[サイトウシゲタ]
1916年、歌人・斎藤茂吉の長男として東京に生まれる。精神科医・医学博士。精神神経科斎藤病院名誉院長をはじめ、日本精神科病院協会名誉会長、アルコール健康医学協会会長、日本ペンクラブ理事、日本旅行作家協会会長などの要職を務めた。ユーモアと人間味あふれる人生論やエッセイは、多くの読者に感動を与え、2006年11月に没後もなお、ロングセラーをつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nikko
12
『一緒にいるだけで周囲の空気を和ませる人、ほっとする人』の要件-。状況に応じて歩く速さを変えている/心の余裕、時間の余裕があって日常の中の小さな変化を発見できる/「誰かのせい・常に自分のせい」ではなく、「自分のことは自分のこと」という発想を持つ/自分のマイナス部分をありのまま自己申告する勇気があって、困った自分を笑える余裕がある/「しなくてもいいけれど好きなこと」に夢中になれる時間を持っている/等々。そうなれるよう、楽しく心懸けていきたい。2013/11/12
べるめーる
5
再読。ストレスがたまってきた、なんかついカリカリしてしまう、そんな時はモタさんの本を読みたくなります。独身時代、いつも全力で頑張っちゃう仕事人間でした。そんな自分に疲れたときにこの本を読んで、「心のゆとり」って大切だなあとしみじみ感じた。「いつも全力疾走」だと自分だけでなく周りも疲れさせてしまうということに気付けた本。「夢中になれるものこそ、心の特効薬」「感情はさらさらと流す」「感謝の気持ちは、人と人とを結ぶ清涼剤」。モタさんの言葉は、なんだか心にすっと入ってくる。2013/06/23
sachiho
2
中身はすごい個人的に納得できるものが多かったなぁ(*^^*) 香山リカさんのような印象 完璧主義じゃなく、八十点を目指すことでストレスを軽減する そんなコツがいっぱいでした♪2010/09/20
アンリ
1
ほっとする人になるためには背伸びしないで等身大の自分を認める必要がある。また、年をとるにつれて自分の感情を押し殺し、常に冷静にいようと考えすぎているためか、年々感動できなくなってきていることに気がついた。いつも感情的で「自分、自分」という考え方は良くないと思うが、時と場合によっては相手に感情移入し思いっきり楽しんだり、悲しんだりすることも、心の平穏を保つために必要なことである。反対に何にも感動しない時はかなり心が疲れている状態のため、感動するかを自分の心のバロメーターにしようと思った。2013/12/07