内容説明
本書は全国の郷土風物に通じる著者だからこそ語れる、酒を飲むふるまいとたしなみ方。もちろんディープな酒場情報も満載である。
目次
第1章 大衆酒場の作法―浅草の老舗回廊
第2章 下町でもう一杯―東京下町酒場の系譜
第3章 都心の酒場へ―ゴールデン街から中央線沿線へ
第4章 地方の温もりを求めて―心の醸造列島
第5章 立ち飲みの流儀―酒場の聖域へ
終章 夢の酒場へ
著者等紹介
吉田類[ヨシダルイ]
1949年高知県生まれ。俳句愛好会『舟』主宰。シュール・アートの画家として活躍した後、イラストレーターとしても活動する一方、酒場や旅をテーマとした執筆を手がける。その独特の手法と語り口に酔うファンは多い。BS‐i「吉田類の酒場放浪記」に出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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LaVieHeart
5
酒場放浪記で有名な吉田類さん。絵も描き、句も詠み、山も登り、酒を呑む。粋で多才な方である。 序盤は昭和の香りのプンプンする東京の名店の紹介で、是非行ってみたいと思うお店も多々あったが、20年近い年月の間にコロナ禍を挟み、果たしてどれだけのお店が残っているのだろうか。。。 中盤は地方の旅行記のようにその土地の方々の話や歴史や名酒を紹介されており、旅行好きとしては興味深く面白く、むしろこのコーナーだけで一冊読みたいと感じた。 それにしても、類さんのように粋に飲み歩きしてみたい。あんなに沢山は飲めないけど(笑)2025/03/20
niz001
4
やっと見つけて購入。前半は東京の店ばっかりだけど酒場放浪記で見たことある所が多く、何となく情景が浮かぶ。2019/07/06
c2c
2
「酒通」の「粋」・・・に達するまであと何十年かかるか。。 地域の文化、お店の歴史などを感じながら飲めるようになりたい。2014/08/22
ikedama99
1
寝床で読む本の1冊、amazon経由古本屋さんで購入。(便利になったね)寝床で少しずつ読むのに最適な分量。東京下町から地方まで、幅広く店をカバーしていて、いきたい気持ちをかき立ててくれる。いい本です。続きも同じ吉田さんの本が寝床の友です。2012/11/20
こやじ
0
うーん、ちょっと誤字多すぎですかね。イマイチのめりこめませんでした。2014/02/12