内容説明
敗北か、勝利か、生か、死か―。時代の寵児たちの運命を隔てたその一瞬に迫る。
目次
第1章 決戦―歴史を分けた誤算(平将門を叛逆者にした誤算;平氏滅亡の発端となった富士川での誤算 ほか)
第2章 生死―運命を覆した誤算(つづく惨劇を招いた安康天皇の誤算;足利尊氏に毒殺された弟直義の誤算 ほか)
第3章 不測―人生を変えた誤算(大宰府左遷を招いた道真の誤算;退位を急いだ花山天皇の誤算 ほか)
第4章 迷走―凋落に導いた誤算(一族が配流となった伴善男の誤算;人妻を手に入れようとした高師直の勘違い ほか)
第5章 悲劇―自滅を招いた誤算(戦功を疑わなかった福島政則の誤算;大名を捨てて世直しを訴えた松平定政の誤算 ほか)
著者等紹介
中江克己[ナカエカツミ]
1935年、北海道函館市生まれ。編集者を経てノンフィクション作家。歴史の意外な側面や歴史人物のもう一つの顔に焦点を当て、執筆をつづけている
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