内容説明
本書は、日本史上に登場する人物たちが、「舞台」から降りた後どうなったか、その意外な顛末に迫るものである。
目次
第1章 時代を動かした彼らはその後どうなったか(桶狭間で織田信長に敗れた今川氏に待ち受けていた流転の運命;「間宮海峡」を発見した探検家・間宮林蔵の不可解なその後 ほか)
第2章 歴史的大事件の主役たちの顛末(源頼朝の血脈を伝える子孫は、その後どこに行ったのか;来日後、二年で出国したフランシスコ・ザビエルのその後の行方 ほか)
第3章 芸術・文化を担った天才たちのそれから(『万葉集』編纂後、なぜ大伴家持は“歌わぬ歌人”となったのか;歌だけが残されている小野小町の謎に包まれた晩年とは ほか)
第4章 突如、歴史の表舞台に立ったその人の行方(鹿ケ谷事件で孤島に流された僧・俊寛がたどった知られざるその後;扇の的を射ち落とした那須与一は源平合戦後、なぜ僧侶になったのか ほか)
第5章 謎に包まれたあの人物の足跡(恋しい義経を想いながら、頼朝に舞を強要された静御前のその後は;主家再興に尽した勇士・山中鹿之助、その隠された真相 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あまみ
11
陰、表で歴史を騒がせた人たちの舞台を降りた後が記されている。有名が人が何人も描かれているが、先日読み終えた「ジョン・万次郎」のことは特に興味深く読んだ。 ▽また、徳川家康は男子だけで十一人の子をもうけた。十八歳のときから六十二歳まで。年齢差四十四…。ただ謎に隠されている子がもう二人いたとも!2024/06/27
犬養三千代
6
病院図書室本。2002年1月20日 歴史の謎研究会 巻末の参考文献をかみくだいて「へぇーそうだったのか!」的な編集。短い文章で歴史の波にのまれた様々な人生を思う。 大伴家持に関する研究を読んでみたいと思う。政治家として歌人を抑えたのか? また、今に至る家系もあり偉人の末裔は何をしてるのかなぁ2018/12/15
まめむめも
1
初読。軽い読み物。2014/05/10
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