内容説明
本書は、臨床医の立場から、アダルト・チルドレン、拒食症、PTSDなど、心の病の本質を解きあかし、現代人の誰もが抱える「あやうさ」と癒されるための道筋を浮かび上がらせた一冊である。
目次
1 心の奥底に潜む「トラウマ」(どうしようもない生きにくさ―アダルト・チルドレン;苦しみの系譜―アダルト・チルドレンの親;蝕まれる体と心―拒食と過食 ほか)
2 「心の異変」と「脳」の関係(誤ったイメージの中で―精神分裂病;現代人をおびやかす病―躁と鬱;襲いかかる不安―神経症 ほか)
3 無意識の中にいる「もう一人の自分」(もう一人の自分;取り憑かれた人々;人の心に住みつく魔物 ほか)