内容説明
自分は完全だと思ったとき、人は老いる。いのちの鍛えかた、使いかた。本書は著者が半生を振り返り、老いを迎え討ち、意気軒昂な生き方をすすめた痛快エッセイである。
目次
1章 老いをおそれず
2章 自分らしく生きるために
3章 人間のほんとうの美しさ
4章 いのち強く生き抜く
5章 孤独という大切な時間
6章 よく老いるには
7章 夫婦・家族の老年学
8章 人の絆のつくり方
9章 こころ若く老いる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KEI
8
人生をいかに生きたら良いのかと、当時88歳の著者が考えをまとめたもの。死ぬ事も孤独も恐れない。他人の悪口は言わない等、頷ける事も多かったが、全て同感出来たかと言うとそうでも無かった。著者はクリスチャンであり、祈れば聞かれるとあったが、聞き届けられない祈りもある。強く自分の道を歩もうと思いつつ、歩めない性格もある。それでも、人はいつか死ぬ。これは平等だと、改めて感じた。2015/08/28
キヌモ
1
だいぶ前に出版された啓蒙書。「老い」というより、生きる術のようなものを書いている。参考になりました。いつの時代も前向きに生きることは大切なんですね。 この本のなかで、「敵がいるということは念頭におかないといけない」というようなことが書いてありました。「あ、そうか」と気が付きました。2014/05/15
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