内容説明
天才作曲家が一つの楽譜に込めた真の意味とは―名曲誕生の本当の背景と、モーツァルトの素顔に迫る。
目次
「ミサ曲・ハ短調」“孤児院ミサ”K.139(47a)―神童の誕生
「交響曲第25番・ト短調」“小ト短調”K.183(173dB)―旅から得たもの
「ヴァイオリン協奏曲第5番・イ長調」“トルコ風”K.219―宮廷音楽家として
「交響曲第31番・ニ長調」“パリ”K.297(300a)―新天地を求めて
「セレナード・ニ長調」“ポストホルン”K.320―ザルツブルクとの訣別
「ピアノソナタ第11番・イ長調」“トルコ行進曲付き”K.331(300i)―新しい生活
「ピアノ協奏曲第20番・ニ短調」K.466―ウィーンでの栄光
“フィガロの結婚”K.492―絶頂の瞬間
“ドン・ジョバンニ”K.527―忍び寄る不吉な影
「交響曲第41番・ハ長調」“ジュピター”K.551―輝き続ける才能〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
47
Wolfgang Amadeus Mozartの短い生涯と、彼の作曲した700以上の曲の中から特に名曲と評価されている13曲をセレクトし、その曲が誕生した背景とその魅力をくまなく紹介をして下さる本。交響曲、協奏曲、弦楽四重奏曲、小夜曲、嬉遊曲、奏鳴曲、歌劇、宗教曲など多岐に渡り輝かしい名曲を残した彼は、僅か35歳でこの世を去ってしまった。とても残念な事ではあるが、天才は天才ゆえ、人生を急いで駆け抜けて行ったといえよう。この本を読みながら彼を偲びつつ、クラリネット五重奏曲でも聞いてみましょうか。♪♬♪♫♫・2012/03/20
lovejoy
0
★★★2022/11/17