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出版社内容情報
無駄な争いを避け、群れの平和を保つためにさまざまな知恵を働かせているゴリラ。集団で統率のとれた狩りを行い、その知恵を子どもたちに伝えていくクジラやイルカ。それぞれの専門家が、彼らの「社会性」「コミュニケーション」「知性」「心」の凄さを解き明かしながら、競争に明け暮れ、スマホやSNS、AIに振り回され、疲弊しきっている現代人に向け、人間本来の関係性や豊かな生き方のヒントを浮かびがらせる、心を打つ対論集。
【目次】
内容説明
「社会とは、勝ち負けをつけるためではなく一緒に居続けるためにある」。森と海の知者が教えてくれた分断が進む現代を生きるための”本当の知性”とは!
目次
1章 森と海に広がる、見捨てない「社会」―仲間思いのゴリラとイルカ(「ゴリラから人間を眺める」―私の研究の原点;「ギャップ萌え」から始まった、私のクジラ人生 ほか)
2章 ゴリラとイルカの「心」を探る―家族を、仲間を思う気持ちの原点(「ゴリラになる」ことで見えてきた抑制の知恵;シャチの「絆」は、自らの命さえ懸ける ほか)
3章 人間の想像をはるかに超えた「知性」―ゴリラやシャチの社会性を支えるものとは(「社会性」が知性を磨き、「知性」が社会を拓く;勝者も敗者も作らない、ゴリラ社会の知恵 ほか)
4章 人はなぜ「仲間を信じる力」を失いかけているのか―スマホ、SNS、AIの向こう側にある大切なこと(「言葉で伝わる」という大きな誤解;「現場で体験しないと伝わらない」ことがある ほか)
5章 「仲間を信じる力」=「共に生きる力」を取り戻す―分断の時代、私たちの本能に組み込まれた希望(偉大なる先輩生物たちが悲鳴をあげている;ゴリラの森から見えてくる危機的状況 ほか)
著者等紹介
山極寿一[ヤマギワジュイチ]
1952年東京都生まれ。総合地球環境学研究所所長。京都大学大学院理学研究科教授などを経て、国際霊長類学会会長、日本学術会議会長、京都大学総長などを歴任し、2021年4月より現職
田島木綿子[タジマユウコ]
1971年埼玉県生まれ。国立科学博物館動物研究部脊椎動物研究グループ研究主幹。獣医・海獣哺乳類学者。博物館業務に携わるかたわら、海の哺乳類のストランディング(漂着)の実態調査、病理解剖で世界中を飛び回っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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