青春新書インテリジェンス<br> 人間が失いかけたゴリラ・イルカの仲間を信じる力

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青春新書インテリジェンス
人間が失いかけたゴリラ・イルカの仲間を信じる力

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784413047562
  • NDC分類 489.9
  • Cコード C0240

出版社内容情報

無駄な争いを避け、群れの平和を保つためにさまざまな知恵を働かせているゴリラ。集団で統率のとれた狩りを行い、その知恵を子どもたちに伝えていくクジラやイルカ。それぞれの専門家が、彼らの「社会性」「コミュニケーション」「知性」「心」の凄さを解き明かしながら、競争に明け暮れ、スマホやSNS、AIに振り回され、疲弊しきっている現代人に向け、人間本来の関係性や豊かな生き方のヒントを浮かびがらせる、心を打つ対論集。


【目次】

内容説明

「社会とは、勝ち負けをつけるためではなく一緒に居続けるためにある」。森と海の知者が教えてくれた分断が進む現代を生きるための”本当の知性”とは!

目次

1章 森と海に広がる、見捨てない「社会」―仲間思いのゴリラとイルカ(「ゴリラから人間を眺める」―私の研究の原点;「ギャップ萌え」から始まった、私のクジラ人生 ほか)
2章 ゴリラとイルカの「心」を探る―家族を、仲間を思う気持ちの原点(「ゴリラになる」ことで見えてきた抑制の知恵;シャチの「絆」は、自らの命さえ懸ける ほか)
3章 人間の想像をはるかに超えた「知性」―ゴリラやシャチの社会性を支えるものとは(「社会性」が知性を磨き、「知性」が社会を拓く;勝者も敗者も作らない、ゴリラ社会の知恵 ほか)
4章 人はなぜ「仲間を信じる力」を失いかけているのか―スマホ、SNS、AIの向こう側にある大切なこと(「言葉で伝わる」という大きな誤解;「現場で体験しないと伝わらない」ことがある ほか)
5章 「仲間を信じる力」=「共に生きる力」を取り戻す―分断の時代、私たちの本能に組み込まれた希望(偉大なる先輩生物たちが悲鳴をあげている;ゴリラの森から見えてくる危機的状況 ほか)

著者等紹介

山極寿一[ヤマギワジュイチ]
1952年東京都生まれ。総合地球環境学研究所所長。京都大学大学院理学研究科教授などを経て、国際霊長類学会会長、日本学術会議会長、京都大学総長などを歴任し、2021年4月より現職

田島木綿子[タジマユウコ]
1971年埼玉県生まれ。国立科学博物館動物研究部脊椎動物研究グループ研究主幹。獣医・海獣哺乳類学者。博物館業務に携わるかたわら、海の哺乳類のストランディング(漂着)の実態調査、病理解剖で世界中を飛び回っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ブルちゃん

36
ゴリラをまた見に行ったタイミングで読めたー🦍♡読んだことのあるエピソードもあるが、知らなかった山極さんのゴリラエピソードには感動だし、今の人類についての見解も以前の本で読んだけど、今回も頷きながら読んだ。本当にすごいなあ。もうお一方は言葉から漂ってくる優しくない感じが少し苦手で、、それこそ、文字や言葉だけで判断してほんとごめんなさいだけど🥲2026/10/21

すうさん

5
田島木綿子は海洋哺乳類の専門。海に打ちあがった死体のシャチやクジラを解体してその生態を探るフィールドワークをしていわば「死」を通して生物だけでなく「生」や「命」を研究している。山極氏はゴリラ研究で森に入り込んでまさに野生の中で同様なフィールドワークをしてきた。言葉だけに頼って最短で「正解」にたどり着く人間の効率主義に警笛を鳴らす。ゴリラやシャチやクジラは言葉を持たないがしっかりと仲間と向き合い仲間や家族を信じあい平和に暮らしてきてきた。言葉を持たない野生動物から人間は改めて真に大切なものを学べる。2026/08/30

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