青春新書インテリジェンス<br> 株高不況―株価は高いのに生活が厳しい本当の理由

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青春新書インテリジェンス
株高不況―株価は高いのに生活が厳しい本当の理由

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784413047258
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0233

出版社内容情報

コロナ収束以降、日経平均株価は3~4万円台と高値をキープし、一時、バブル期に記録した最高値も更新した。2025年になってトランプ関税に振り回されつつも、しっかり持ち直してもいる。その一方で、足元の物価高もあって、庶民の生活は厳しいまま。なぜ、株価は好調なのに庶民はその恩恵を感じられないのか。国民全体が好景気に沸いたバブル期と何かが違うのか。現在の「株高不況」の真因と、生活者ができるその対応策を、気鋭のエコノミストが鋭く、かつ、わかりやすく解説する。


【目次】

内容説明

拡大する企業業績、高値を維持する日経平均株価…。そのおカネはどこへ行ってしまうのか?いったい誰が儲けているのか?

目次

1章 なぜ株高なのに、生活は厳しいままなのか(景気回復の実感に乏しい株高;家計の景況感は良好? ほか)
2章 この「株高不況」と「円安」をもたらした真の原因は?(金融緩和の功罪;異次元緩和とはなんだったのか ほか)
3章 この先、賃金は物価上昇に追いつくのか(物価上昇の実感とのズレ;統計上は伸びていない家賃 ほか)
4章 いつまで続く!?「株高不況」との賢い付き合い方(日本企業は稼ぐ力を取り戻している;低い労働分配率は大企業が問題 ほか)

著者等紹介

藤代宏一[フジシロコウイチ]
第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト。2005年第一生命保険入社。2010年内閣府経済財政分析担当へ出向し、2年間『経済財政白書』の執筆や、月例経済報告の作成を担当。その後、第一生命保険より転籍。2018年参議院予算委員会調査室客員調査員を兼務。2023年4月から現職。早稲田大学大学院経営管理研究科修了(MBA、ファイナンス専修)、日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)。テレビ、新聞、YouTubeなどを通じて幅広く経済情報の発信を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみどり

13
決算シーズンも終わり、蓋を開けてみれば日経平均は再び高値更新を目指す勢い。関税の混乱もいずれ来る不況も知ったこっちゃないと言わんばかり。なぜならば...が分かる本。説明が平易でとても読みやすかった。鍵は名目GDP、実態はともかく数字が膨れれば株価は上がるのね。まあとにかくインフレは進む。金融緩和のツケがあるから金利は上げられない。現金の価値はどんどん毀損する。賃金上昇や国による格差是正には時間がかかる。だから対策として投資しなさい、日本株怖くないよ? という内容。(続く2025/08/07

funuu

7
やや楽観的なトーン
日本企業が「稼ぐ力を取り戻している」とする記述や、投資による対応策の提案にはやや楽観的なニュアンスがあります。物価高や賃金停滞が続く中で、全ての生活者が投資に積極的に取り組めるわけではないためより幅広い層への配慮(例: 投資以外の生活防衛策)があっても良かったかもしれません 機関投資家第一生命的マクロ感覚 インフレ防衛で株を買えかな? 日本企業が稼ぐ力を取り戻している一方で、労働分配率の低さが問題であると指摘。特に大企業が利益を内部留保や株主還元に回す傾向が強いことを分析します2025/07/27

読人

3
一部で評価が高い本書、確かに良書だった。日本の経済指標や株式市場について、客観的かつ偏りの少ないデータを使ってそのデータ自体の読み解き方や分析結果が平易に説明されている。日本経済のの分析だと碌にデータも示さずにやたら極端な主張が行われることも少なくないが、本書は分りやすくかつ説得力ある主張が展開されている。2025/08/13

夜市よい

3
◇日経平均は4万円に突入し実態も伴う株価上昇を遂げているにも関わらず実感としての生活は楽にならないのか。株高不況となった状況とそこからの対策が順を追った説明で非常に読みやすい解説でした。特に何故株価ではなくGDPが鍵なのか、これまでの金融緩和が上手く行かなった理由の記載に教科書論から一歩踏み出した具体的な事象を基にした解説が良かった。 ◇株価指数への配当落ちの影響を考えてなかったので図表4-8のチャートと、日経平均はS&P500採用銘柄と遜色ない利益成長だったのは固定観念が変わり日本株への抵抗感が薄れた。2025/08/05

EMCEE

1
昨今の株高に反して庶民の生活は厳しさを増す一方。この株高の要因を解説し、立ち回り方を考えさせてくれる一冊。色々な経済用語を簡易に解説してくれており、経済の門外漢にも分かりやすい。 色々と言われることが多い黒田さんの異次元緩和に対する解説が興味深かったです。2025/07/25

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