青春新書インテリジェンス<br> 「精神医療」崩壊 メンタルの不調が心療内科・精神科で良くならない理由

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青春新書インテリジェンス
「精神医療」崩壊 メンタルの不調が心療内科・精神科で良くならない理由

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784413047012
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

増加の一途をたどる心を病む人びと、メンタルの不調から復職しても約半数が再休職する現実、5分診療・薬を出すだけ診療はなぜ起こるのか?……精神科医・心療内科医の数は増え、メンタルクリニックも増えているのに、メンタルを病む人がちっとも良くならないのはなぜなのか? 気鋭の精神科医がその深層に切り込んだ一冊。メンタルの不調を感じたときによりよい医療を受けるためのヒントも紹介。

内容説明

知っておきたい、日本の精神医療の“不都合な真実”。本来違う診断科目の心療内科と精神科が一緒くたになっている弊害。メンタルの不調から復職した人の約半数が再休職する現状。発達障害、不登校児が急増しているワケ。5分診療、薬を出すだけ診療はどうして起こる?

目次

プロローグ 精神医療崩壊―メンタルを病む人がなかなか良くならない本当の理由(心を診る医者「教授選82連敗」という衝撃;増加の一途をたどる精神疾患の患者数 ほか)
1章 ここがおかしい日本の精神医療(精神科の教授はすべて薬物療法中心の医者!?;「入試面接」こそ、精神医療崩壊の根源 ほか)
2章 治せないメンタルクリニックの真実(「予約3カ月待ちは当たり前」は、当たり前じゃない;メンタルクリニックが増えた、知られざる事情 ほか)
3章 日本の精神医療がまともになるために(「ならばどうしたらいいか」を考える;厚労省が解決すべき問題1 臨床心理士、公認心理師のカウンセリングにも保険適用すべき ほか)
4章 心療内科・精神科でより良い治療を受けるためのQ&A(上手に精神医療にかかるために;メンタルに不調を感じたとき、最初から心療内科や精神科を受診すべきでしょうか?まずは一般内科へ行ってみても大丈夫でしょうか? ほか)

著者等紹介

和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪府生まれ。精神科医。東京大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、立命館大学生命科学部特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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本詠み人

29
心理学の学びから興味深い本。日本の精神科医療は世界標準とずいぶんズレているようだ。未だに薬漬けや入院・虐待が横行している?!それは精神科医の養成システムの問題だったり、カウンセリングが保険適用でないなど医療負担の問題、保険適用であっても薬物療法に高く精神療法に低い診療報酬の問題...と、精神医療の崩壊を嘆く和田先生。こうしたらという提言もあるのだが、誰かちゃんと取り上げてくれないかな🥺2025/01/15

aloha0307

13
増加の一途をたどる精神疾患患者:2020年で170万を超えている。少なくとも職場環境は、国が推し進める「働き方改革」でかなり改善されているところが多いはず(各種ハラスメントも激減のはず)なのに。精神科の教授はほとんどすべてが薬物療法の医者で、別途紹介されるカウンセリングには保険適用されないのが驚きです。薬が効かない精神疾患はかなりあるそうですが、今の日本の医療は完全にお手上げ状態。それでも薬物療法しか術のない医者は薬を出し続けるだけ...( ̄0 ̄)2025/03/19

チバ

3
最期のQ&Aが良かったと思う。心療内科・精神科は他の病気より先生との相性が大事だと思うので実際かかる時は自分の声をより大事にしたいと思った。悩んだら精神保健福祉センターや地域包括支援センターに相談するというのも有益な情報だった。評判の悪い病院を勧められることはないと思うので確率が上がりそうだ。適応障害、発達障害は薬では治らないというのは初めて知った。どんな病気もなる前に如何に未然に防止するかが重要だ。健康より大切なものはない。2024/10/09

eulogist2001

3
★4.0現在のメンタル医療の課題と実情が簡潔に分かりやすく説明されている。さまざまな関連書籍を読んではきたけれど、もっとも直接的な表現がなされていて面白い。ラストにはいくつか提案があるが言うは易しの感もありかな。紹介されていた米田倫康氏の本も読みたい。2024/08/20

cochon_voyage

2
ロクに問診もせず薬物療法対象ではない人にまで安易に処方したあげく、薬漬けになっていく人をたくさん見る。まさに医原病。精神科だけではなく、今の日本の医療全体がおかしい。急性期医療以外は人間の本来のレジリエンスを阻害する。現役医師が声を上げても、この流れは止まりようがない。2024/12/01

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