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出版社内容情報
増加の一途をたどる心を病む人びと、メンタルの不調から復職しても約半数が再休職する現実、5分診療・薬を出すだけ診療はなぜ起こるのか?……精神科医・心療内科医の数は増え、メンタルクリニックも増えているのに、メンタルを病む人がちっとも良くならないのはなぜなのか? 気鋭の精神科医がその深層に切り込んだ一冊。メンタルの不調を感じたときによりよい医療を受けるためのヒントも紹介。
内容説明
知っておきたい、日本の精神医療の“不都合な真実”。本来違う診断科目の心療内科と精神科が一緒くたになっている弊害。メンタルの不調から復職した人の約半数が再休職する現状。発達障害、不登校児が急増しているワケ。5分診療、薬を出すだけ診療はどうして起こる?
目次
プロローグ 精神医療崩壊―メンタルを病む人がなかなか良くならない本当の理由(心を診る医者「教授選82連敗」という衝撃;増加の一途をたどる精神疾患の患者数 ほか)
1章 ここがおかしい日本の精神医療(精神科の教授はすべて薬物療法中心の医者!?;「入試面接」こそ、精神医療崩壊の根源 ほか)
2章 治せないメンタルクリニックの真実(「予約3カ月待ちは当たり前」は、当たり前じゃない;メンタルクリニックが増えた、知られざる事情 ほか)
3章 日本の精神医療がまともになるために(「ならばどうしたらいいか」を考える;厚労省が解決すべき問題1 臨床心理士、公認心理師のカウンセリングにも保険適用すべき ほか)
4章 心療内科・精神科でより良い治療を受けるためのQ&A(上手に精神医療にかかるために;メンタルに不調を感じたとき、最初から心療内科や精神科を受診すべきでしょうか?まずは一般内科へ行ってみても大丈夫でしょうか? ほか)
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪府生まれ。精神科医。東京大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、立命館大学生命科学部特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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本詠み人
aloha0307
チバ
eulogist2001
cochon_voyage