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出版社内容情報
グリア細胞とは、脳の80%を占める細胞のこと。
一般的に脳といえば「ニューロン」が脚光を浴びてきたが、じつは、メンテナンスをはじめ、思考や記憶、学習、情動…など、重要で、多岐にわたる働きを持つのは、”陰の立役者”ともいえるグリア細胞であった。このグリア細胞の脳における存在意義と役割を知らないと、誤った使い方をしやすく、どんどん脳の寿命を縮めてしまう--。
現役脳神経外科医が解説する、グリア細胞からみた新しい“脳の守り方”。
内容説明
なぜ、脳トレだけでは認知症を防げないのか?現役脳神経外科医が教える新しい“脳の守り方”。
目次
第1章 脳はグリア細胞から老化する
第2章 脳ニューロンだけでは働けない
第3章 アストロサイト―脳を陰で支配する
第4章 オリゴデンドロサイト―ニューロンの命運を握る
第5章 マイクログリア―脳内環境を整える
第6章 神経幹細胞―グリア細胞・ニューロンに分化する
第7章 集中系と分散系―脳の2つのネットワークを上手に使いこなす
第8章 間違った脳の使い方が、老化を加速させる
第9章 精神的ストレスから脳を守る技術
第10章 グリア細胞から見た覚醒と睡眠
第11章 グリア細胞を護ることは、脳を守ること
著者等紹介
岩立康男[イワダテヤスオ]
1957年東京生まれ。千葉大学医学部卒業後、脳神経外科の臨床と研究を行う。主に、脳腫瘍の手術と、グリア細胞が腫瘍化した「グリオーマ」の研究を行い、その悪性化の分子機序、免疫学的治療と腫瘍微小環境の変化などに関する論文多数。正常グリア細胞がグリオーマの進展を抑えていることに着目し、治療に応用してきた。2016年から千葉大学脳神経外科学教授。2017年には、グリオーマ細胞の治療抵抗性獲得に関する論文で米国脳神経外科学会(Congress of Neurological Surgeons)の腫瘍部門年間最高賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Go Extreme
ray
kuroarizuka
mamaou
それでいいのよ