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出版社内容情報
ワクチンは効果があるvsあまり効果がない、糖質制限は健康にいいvs健康に悪い、卵はコレステロール値を上げるvs上げない……どれも「エビデンスあり!」なのに正反対の情報が出てくるのはなぜ? そもそもエビデンスとは? 医師にして医療ジャーナリストの著者が「エビデンス」の真実を明らかにした一冊
内容説明
なぜ「エビデンスあり」の情報があふれるようになったのか。薬や食品が体に効くメカニズムが解明されても「エビデンス」とはいわない。えっ、専門家の個人的な意見でも「エビデンス」になる!?エビデンスは玉石混交。信頼できるエビデンスの見分け方って?氾濫する健康情報に振り回されないために、エビデンスの真実を知っておこう。
目次
第1章 エビデンスってそもそも何?―「科学的根拠あり」なのに正反対の情報が出てくる不思議(新型コロナウイルス情報の玉石混交;専門家によって言うことが違った新型コロナ対策;「エビデンスあり」という印籠 ほか)
第2章 エビデンス重視の医療になったのは、じつは最近だった―「都合のいい」エビデンス解釈には要注意
第3章 エビデンスが分かれる健康情報、本当はどうなの?―たとえば、糖質制限は健康にいいのか・悪いのか(エビデンスが分かれる健康情報 新型コロナウイルスの感染予防対策;エビデンスが分かれる健康情報 ワクチンは効果があるvsあまりない(麻疹・インフルエンザなど)
エビデンスが分かれる健康情報 糖質制限は健康にいいvs健康に悪い ほか)
第4章 あやしい健康常識はこうして生まれる―エビデンスに乏しい情報にはパターンがある(あやしい健康情報のテンプレート 「100%」「絶対」「奇跡の○○」…;あやしい健康情報のテンプレート 「免疫力アップ」;あやしい健康情報のテンプレート 「○○しないと△△になる」 ほか)
第5章 本当に役立つ健康情報の見極め方―「エビデンスの質」はこうして確認する
著者等紹介
松村むつみ[マツムラムツミ]
1977年愛知県生まれ。医師・医学博士・医療ジャーナリスト。2003年、名古屋大学医学部医学科卒業。03年、国立国際医療センター(現・国立国際医療研究センター)臨床研修医。06年、横浜市立大学附属市民総合医療センターの放射線医学教室に入局、勤務医として大学病院で診療に従事しながら研究を続け、放射線診断専門医、核医学専門医、博士号(医学)を取得。17年よりフリーランスの画像診断医に。同時期より各種メディアに医療記事を執筆。一般の人の医療リテラシー向上に貢献すべく幅広く活動している。日本医学ジャーナリスト協会会員、アメリカヘルスケアジャーナリスト協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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