青春新書インテリジェンス<br> 「エビデンス」の落とし穴―「健康にいい」情報にはランクがあった!

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青春新書インテリジェンス
「エビデンス」の落とし穴―「健康にいい」情報にはランクがあった!

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784413046138
  • NDC分類 492
  • Cコード C0247

出版社内容情報

ワクチンは効果があるvsあまり効果がない、糖質制限は健康にいいvs健康に悪い、卵はコレステロール値を上げるvs上げない……どれも「エビデンスあり!」なのに正反対の情報が出てくるのはなぜ? そもそもエビデンスとは? 医師にして医療ジャーナリストの著者が「エビデンス」の真実を明らかにした一冊

内容説明

なぜ「エビデンスあり」の情報があふれるようになったのか。薬や食品が体に効くメカニズムが解明されても「エビデンス」とはいわない。えっ、専門家の個人的な意見でも「エビデンス」になる!?エビデンスは玉石混交。信頼できるエビデンスの見分け方って?氾濫する健康情報に振り回されないために、エビデンスの真実を知っておこう。

目次

第1章 エビデンスってそもそも何?―「科学的根拠あり」なのに正反対の情報が出てくる不思議(新型コロナウイルス情報の玉石混交;専門家によって言うことが違った新型コロナ対策;「エビデンスあり」という印籠 ほか)
第2章 エビデンス重視の医療になったのは、じつは最近だった―「都合のいい」エビデンス解釈には要注意
第3章 エビデンスが分かれる健康情報、本当はどうなの?―たとえば、糖質制限は健康にいいのか・悪いのか(エビデンスが分かれる健康情報 新型コロナウイルスの感染予防対策;エビデンスが分かれる健康情報 ワクチンは効果があるvsあまりない(麻疹・インフルエンザなど)
エビデンスが分かれる健康情報 糖質制限は健康にいいvs健康に悪い ほか)
第4章 あやしい健康常識はこうして生まれる―エビデンスに乏しい情報にはパターンがある(あやしい健康情報のテンプレート 「100%」「絶対」「奇跡の○○」…;あやしい健康情報のテンプレート 「免疫力アップ」;あやしい健康情報のテンプレート 「○○しないと△△になる」 ほか)
第5章 本当に役立つ健康情報の見極め方―「エビデンスの質」はこうして確認する

著者等紹介

松村むつみ[マツムラムツミ]
1977年愛知県生まれ。医師・医学博士・医療ジャーナリスト。2003年、名古屋大学医学部医学科卒業。03年、国立国際医療センター(現・国立国際医療研究センター)臨床研修医。06年、横浜市立大学附属市民総合医療センターの放射線医学教室に入局、勤務医として大学病院で診療に従事しながら研究を続け、放射線診断専門医、核医学専門医、博士号(医学)を取得。17年よりフリーランスの画像診断医に。同時期より各種メディアに医療記事を執筆。一般の人の医療リテラシー向上に貢献すべく幅広く活動している。日本医学ジャーナリスト協会会員、アメリカヘルスケアジャーナリスト協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐治駿河

35
本書は医療関係の事柄を中心にして「エビデンス」について書かれています。この一冊を読んで医療関係に関わらず「エビデンス」という言葉に対しての認識が変化したことは確かです。「エビデンス」=証拠(化学的根拠)と言われていますが、この「エビデンス」の中にも格のような考えがあり、かなりあやしい「エビデンス」が世の中に跋扈していることを感じられずにはいられませんでした。後半に書かれていた健康に関する内容の部分を読む限りでは、余程のことでない限りは適度に食事をして普通の生活をしていれば無理な食事制限などは不要ですね。2024/07/04

Isamash

24
名古屋大卒のフリーランス画像診断医・医療ジャーナリスト松村むつみ医学博士の2021年著作。新型コロナに関連付けてエビデンスとはどういうものか、EBM(科学的根拠に基づく医療)を説明。その後、幾つかの健康情報に関して実際はどうであるかを紹介。更に怪しい健康情報の例を紹介。例えば「〇〇しないと△△になる」「免疫力アップ」「奇跡の〇〇」等。管理職の知人がコロナmRNAワクチンをネズミに6〜8回注射したら殆どが死亡したというネット5ch情報を鵜呑みにし3回目ワクチンを避けコロナ感染。難しいが医療情報区分けは大事。2022/02/27

バニラ風味

15
日本人って、外国語のカタカナ言葉に弱いんだなって、改めて思いました。知らない、聞き慣れないカタカナ語を、偉い(と思われる)方が使っていたら、なるほど、そういう(素晴らしい)ものなのかと思い込んでしまう。エビデンス=直訳なら「証拠」。医師は「科学的根拠」という意味で使っているそうです。エビデンスにもレベルがあって、その6レベルは、専門家の意見」など、信頼性が低いものだそう。症例の報告や研究、比較や試験を得て、信頼性が高いのはレベル1。そんなの知らなかった。知らない言葉は、調べてみないとですね。2021/09/30

kitten

10
図書館本。最近よく言われる「エビデンス」とはどういうことかをやさしく解説した本。エビデンスは、どんどん書き変わっていくものであって、絶対的な真実ではない。レベルの低いエビデンスもあれば高いエビデンスも存在する。動物実験は、そもそもエビデンスではない。なるほど、このあたりから言わないとダメなのか。昔に比べるとまだマシになってきてるけど、改善の余地は多い。信頼できる主治医との関係大事。新型コロナの話題もあり、タイムリーだった。2021/06/28

skr-shower

5
どう考えても怪しい情報を垂れ流し&うのみにしすぎる風潮。コロナに28度のお湯を飲めば効くと教えてくれた人に、体内の温度はもっと高いのではと言ったら本気で怒られました…なんだかな。少し疑ってかかりましょう。2021/04/04

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