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出版社内容情報
日本と世界の「いま」と「これから」がわかる現代人必読の一冊。
内容説明
世界史の本質は、人間という群れによる「3つの宝」を奪い合うサバイバル・ゲーム。その視点で見ていくと、複雑な世界の「いま」と「これから」がスッキリ見えてくる!
目次
プロローグ―世界史とは、人間の群れ同士の“サバイバル・ゲーム”である
第1章 歴史が教える拡大・中国の行方と朝鮮半島情勢―東アジア編
第2章 保護主義と反グローバリズムの「いつか来た道」―アメリカ編
第3章 止まらぬ右傾化の流れとEU分裂の危機―ヨーロッパ編
第4章 日本人にはわからない大陸国家の行動原理―ロシア編
第5章 新・米露関係で大きく変わるパワーバランス―中東編
第6章 日本の「これから」にインドとの連携が欠かせない理由―インド編
第7章 地政学的強みを活かして発展してきた日本の転換点―日本編
エピローグ―激変の世界と日本を見通すために欠かせない視点
著者等紹介
茂木誠[モギマコト]
東京都出身。駿台予備学校世界史科講師。ネット配信のN予備校世界史講師。「東大世界史」など国公立系の講座を主に担当。iPadを駆使した独自の視覚的授業が好評を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゅんさん
21
勉強として読んでみたが面白かった。とてもわかりやすく世界情勢を知る入門書としては最適ではないか。地政学にも興味を持った。2018/09/07
MILKy
12
2017と少し前の。駿台予備校の世界史講師さん。トランプ時代。7地域、中国・朝鮮、アメリカ、ヨーロッパ、ロシア、中東、インド、シメ日本。前半はいまいち面白く読み進まなかったけど、ヨーロッパあたりが興味深く読めた。現代と繋げた内容。振り返り、イギリスはその島国という地政学的にも強く、他ヨーロッパ諸国に征服されたこともない。ちなみに19世紀以降、イギリスの関わった殆どの戦争が、露封じ込めを目的、と。そんなに意識してたのか、と。日露戦争でも露抑えのため日英同盟を結び支援したと。世界史をかつて学んだ頃と異なる目線2022/04/13
新父帰る
6
読みやすく、分かり易いに尽きる。世界七地域の近現代史を地政学を加味しながら、基本的な問題点を論じている。さすが予備校の先生を長らくやっていただけあって、まとめ方には感心した。特にトランプ大統領の大統領選までの軌跡をかなり分かり易く解説してくれている。著者はもともとネット塾をやっていたとのことで、ネット界では知られていたらしい。小生もこの頃知った。以前、著者の世界の宗教に関する本は読んだ。インドの宗教史に詳しいという印象だ。サバイバル世界史お薦め。2018/08/05
Satoshi
5
◎再読。3年前くらいの本。トランプ大統領がどんな感じがだんだんわかってきたくらい。何人かの世界に対する考え方を読むことでそれぞれの人が得意な地域や違いがわかる。予備校講師なので、政府の内情みたいなことは書かれてないけど、世界全体をおなじように書いてある。2020/05/31
Katsuto Yoshinaga
5
新保守の目線からの時事解説。先の「ニュースのなぜは世界史に学べ」との重複は多いが、リマインドにはちょうどいい。「民主主義と地政学」「中国、朝鮮を核とするアジアの不穏」「トランプの立ち位置」「ロシアの行動原理」「EU分裂の可能性」「米露関係と中東」「日本とインドの関係」が、資源、土地、通り道の奪い合いに世界史の本質(≒人間の本能)があるという著者の持論を元に説かれる。イデオロギーや宗教対立は本能を隠すための看板だと、最初に言い切って解説して行くところは、右っぽさがちょっと気になるが、なかなか潔い。2018/05/23
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