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出版社内容情報
これから持つべき税についての知識を明快に示していきます。給与所得者ほど税金を取りやすく、そして実際に取られている人はいません。そのような実感のない人も多くいますが、源泉徴収制度などの巧妙な徴税システムでその実態が庶民にはわからなくなっており、また、所得税や相続税、贈与税などの増税は、閣議決定などで「いつの間にか」決められています。こうして、日本はいつの間にか“重税国家”になってしまったのです。重税国家というと、収入の半分以上を税金で持っていかれるスウェーデン、デンマークなどの北欧諸国を想像しますが、これらの国はいずれも高福祉国家で、国民は納税した分のしっかりした行政サービスを受けています。それに対して、人口減少時代に入った日本では、これからますます福祉が削減されるだけでなく、今後は「支出税」「資産税」「死亡消費税」などの新税が現実のものになるかもしれません。そして最終的には、国は膨大な債務を帳消しにするために大きなインフレを起こし、国民の資産を吹き飛ばしてしまう可能性すらあります。われわれはそのとき、国に対してどのようなスタンスで向き合い、各個人はどのような対策をとれるのか? これから持つべき税についての知識を明快に示していきます。
山田 順[ヤマダジュン]
1952年、神奈川県横浜市生まれ。立教大学文学部卒業後、1976年光文社入社。『女性自身』編集部、『カッパブックス』編集部を経て、2002年『光文社 ペーパーバックス』を創刊し編集長を務める。2010年からフリーランス。現在、作家、ジャーナリストとして、取材・執筆活動をしながら、紙書籍と電子書籍の両方のプロデュースも手掛ける。
内容説明
サラリーマンは取られ放題!税金の“裏側”を知って大増税時代を生き抜く。
目次
第1章 「消費税10%」は通過点にすぎない
第2章 給与所得者は惜しみなく奪われる
第3章 超・重税国家へのロードマップ
第4章 すでに破綻している「年金」という税
第5章 強化されつつある富裕層包囲網
第6章 住宅ローンと固定資産税のワナ
第7章 こんなに過酷な日本の所得税と相続税
第8章 サラリーマンにも節税策はある
第9章 「インフレ税」で吹き飛ぶ資産
著者等紹介
山田順[ヤマダジュン]
1952年、神奈川県横浜市生まれ。立教大学文学部卒業後、1976年光文社入社。『女性自身』編集部、『カッパブックス』編集部を経て、2002年『光文社ペーパーバックス』を創刊し編集長を務める。2010年からフリーランス。現在、作家、ジャーナリストとして、取材・執筆活動をしながら、紙書籍と電子書籍の両方のプロデュースも手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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