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出版社内容情報
各宗教の死生観を知ることで、現代社会の根本原理とその病理が見えてくる。世界中で宗教が衰えつつある現代だが、誰も逃れることのできない「死」については、私たちはまだ宗教の力を必要としている。仏教、神道、キリスト教、イスラム教など世界の宗教はその誕生から死をどのように説明し、そして現代の私たちにどのような救いを与えてくれるのか。原罪が重要な意味をもっているキリスト教。来世を現世に続くものとしてとらえているイスラム教。自らの生にすら執着しないことを解く仏教──。各宗教の死生観を知ることで、現代社会の根本原理とその病理が見えてくる。
島田裕巳[シマダヒロミ]
宗教学者、作家。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文科学研究会博士課程修了(専攻は宗教学)。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、同客員研究員を歴任。現代における宗教現象、新宗教運動、世界の宗教、葬式を中心とした冠婚葬祭など、宗教現象については幅広く扱う。
内容説明
釈迦の涅槃が仏教にもたらした意味とは「黄泉の国」はなぜ地下にあるのかインド人はなぜ輪廻を恐れるのかキリスト教が“原罪”を強調する理由。その死生観を知ることで、“宗教の本質”が明らかになる。
目次
第1章 身近な「神道」のあの世
第2章 「仏教」の説く極楽浄土
第3章 罪が「キリスト教」の天国と地獄を分ける
第4章 意外にシンプルな「イスラム教」のあの世
第5章 見えにくい「儒教」や「道教」
第6章 武士道と祖先崇拝
著者等紹介
島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年東京生まれ。元日本女子大学教授、東京女子大学非常勤講師。専門は宗教学。東京大学文学部卒、同大学院博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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