青春新書インテリジェンス 「ナニ様？」な日本語

樋口 裕一【著】

青春出版社（2013/01発売）

• サイズ 新書判／ページ数 179p／高さ 18cm
• 商品コード 9784413043854
• NDC分類 810.4
• Cコード C0230

出版社内容情報

「課長、頑張ってください。期待しています」と上司を激励する若手社員…。巷にあふれる「ナニ様」言葉とその処方箋を明かした一冊。

「課長、頑張ってください。期待しています」と上司を激励する若手社員、「ついでに寄らせてもらいます」と言う営業マン…、その一言に相手はカチンときます。巷にあふれる「ナニ様」言葉とその処方箋を明かした一冊。

【著者紹介】
多摩大学経営情報学部教授。受験小論文指導の第一人者。作文・小論文の専門塾「白藍塾」塾長。

内容説明

「仕事ができますね」「期待しています」と上司を激励する若手社員がいる。言った当人に悪気はない。むしろ、ほめ言葉のつもりだ。ところが、これらは「上から目線」にとられてしまう。「課長、頑張ってください。期待しています」「何度も申し上げましたが…」「ついでに寄らせていただきます」など、相手がカチンとくる、そのひと言。

目次

第１章　職場の同僚がカチンとくる「ナニ様？」な日本語
第２章　顧客や取引先が離れていく「ナニ様？」な日本語
第３章　上司が呆れる「ナニ様？」な日本語
第４章　部下がやる気をなくす「ナニ様？」な日本語
第５章　人間関係がギクシャクする「ナニ様？」な日本語
第６章　使うとエラそうに見える「ナニ様？」な日本語

著者等紹介

樋口裕一［ヒグチユウイチ］
１９５１年大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士課程満期退学。受験小論文指導の第一人者として活躍。通信添削による作文、小論文専門塾「白藍塾」塾長。小学生から社会人まで幅広い層の文章指導に携わる。多摩大学経営情報学部教授。京都産業大学文化学部客員教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[退院した雨巫女。]

《私‐図書館》今まで、平気で、言っていた一言が、「ナニ様?」とカチンときてたのね。f(^_^)。気を付けないといけません。唯一、日本語しか喋れないから、大事につかわないといけません。

2013/05/22

[のり]

「ふつうできません」「教えてもらってないのでわかりません」「それくらいわかってます」「べつにいいんじゃない？」「で、何が言いたいの？」「私それダメ」「常識でしょ」「使えない」「終わってる」「そんなこともできないの？」何様言葉を使っていると、行動までもが「何様」化する。別の言い回しやその使い方、また言われたときの返し方も記載されていました。言葉遣いに気をつけます。

2015/11/29

[仲本テンカ]

つい使ってしまう「ナニ様？」な日本語の数々。迂闊な発言が多い私としては、「ナニ様？」と思われないように気をつけようと思いました。日本語って、難しいです。

2013/03/23

[彩灯尋]

そんな風に考える!?ということもあるが、考えちゃう人もいるんだろうなぁ。深く読み込みすぎて会話するのが疲れちゃいそう。私自身、よく上から目線になっているので、柔らかく言える人になりたい。

2016/09/24

[みそさざえ]

このような内容が本になってしまう今の社会に危惧を覚える。←という書き方もきっと「何様？」と思われそうですが…。

2015/06/21