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出版社内容情報
五帝の時代から漢の武帝までの二千数百年を壮大なスケールで描いた『史記』全一三〇巻を凝縮。悠久の歴史をこの一冊で読み解く!
夏王朝の興亡、紂王と妲己の饗宴、呉越の戦い、四君子、統一国家・秦と始皇帝、焚書・坑儒事件、項羽と劉邦の戦い、鴻門の会、四面楚歌、呉楚七国の乱、高祖と前漢の興隆…五帝の時代から漢の武帝までの二千数百年を壮大なスケールで描いた『史記』全一三〇巻を凝縮。悠久の歴史をこの一冊で読み解く!
【著者紹介】
中国文学者。1953年東京生まれ。1981年国学院大学大学院博士後期課程単位修了。現在、二松学舎大学講師、朝日カルチャーセンター講師などを務める。
内容説明
中国古代史・全一三〇巻を凝縮。悠久の歴史をこの一冊で読み解く。
目次
序章 『史記』はいかに著わされたか
第1章 五帝の時代と古代王朝
第2章 春秋・戦国時代
第3章 統一国家・秦と始皇帝
第4章 項羽と劉邦の戦い
第5章 高祖と前漢の興隆
著者等紹介
渡辺精一[ワタナベセイイチ]
1953年東京生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士後期課程単位修得。現在、二松学舎大学講師、朝日カルチャーセンター、早稲田大学エクステンションセンター講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたお
11
項羽と劉邦の補足で読みました。 やっぱり地図があると分かりやすい! それにしても、すごい距離を移動して戦ってたんだな。兵站も大変だ。 すべてにおいて日本とはスケールが違う。2018/04/17
かなえ
4
『史記』の大筋をざっとなぞるのには、最適だと思う。地図もふんだんに掲載されているので、解りやすい。聞き覚え、見覚えのある名前がいくつも出て来て、これから読む予定の小説の予習になった。中国古代史の世界を覗くのが、ますます楽しみになった。電子書籍化してくれると、他の小説を読みながら、いつでも参照できるんだけどなあ。2021/08/29
くりりんワイン漬け
4
これ本当に読み易いし要所要所に図表にて頭の整理をするために役立つ情報がまとめられている。これはよかった。本当に。2014/04/25
ともさん
3
上野の国立博物館に兵馬俑展を見に行って、買ってきました。超大急ぎで史記がわかった気分になるのに最適。秦って、始皇帝が死んでから3年で滅んでしまうのね。ちょっと早すぎ。2016/01/16
さるきち
2
読みやすい。史記を読むにはこの本から、といっても差支えないと思う。おさえるところはおさえているし、それを読み手にわかるように書いている。こういうのを良心的というのだろう。2014/12/28